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笑顔の裏側の素直な君へ

廉清 生織のブログの部屋へようこそ今日もこの場所に来てくださりありがとうございますあなたの心に静かな光がそっと 差し込む時間となりますように...笑顔の裏側の素直な君へ笑っているけれどなんだかちがう気がした目は少しうつろで声はちょっとだけ遠くてその笑顔は 本当なの・・?そう感じた瞬間に問いただすよりそっと寄り添ってみてだいじょうぶ って言葉より気づいてるよ の沈黙が心地いい話してくれるまで待てる自分でいたいから笑顔の奥にも涙があることを知っているからやさしさはそっと触れることからはじまるよ
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六等星の囁き ~見えなくても確かにある輝き~

廉清生織のブログの部屋へようこそ静かな夜空を 見上げたことありますか?目には見えないけれど確かに そこにある星たちがあなたをそっと 包むように輝いていることを 忘れないで欲しいの六等星・・肉眼では見えないほど かすかな星の光それは「存在しない」のではなく「あなたが今、見えないだけ」だから人の心も同じだよ誰かの優しさや思いやりは 時に声に 出されることは なかったとしてもそっと 静かに あなたの そばにあるものだから気づかれない 優しさ報われない 努力届かない 想いそれらはすべて 六等星のように 見えなくても 確かに存在する光だよあなたの中にも誰にも 気づかれなかったとしても 輝いている光が 存在してる消えそうでも ちゃんと燃えている炎が あなたの中にある大丈夫だよ見えなくても その輝きは 宇宙に届いているからねあなたが今 ここにいることが 何よりも 尊い光なのだからどうか今日もあなたの 心の片隅に小さな囁きが 優しくそっと 届きますように                愛と癒しをこめて
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晴れた日の影みたいにやわらかかった

土曜日の午後。湿り気を含んだ風が、校庭の端をゆっくり通り抜けていく。凪は部活後のプリント整理のために教室へ戻り、机の上の山を前に小さくため息をついた。ふと、廊下側の扉が開き、真帆が顔をのぞかせる。「凪……今日、時間ある?」その声は、どこか慎重だった。いつも勢いのある真帆が、こんな声を出すのは珍しい。「うん、あるよ」真帆は凪の机の前に立つと、しばらく指先をいじりながら言った。「この前さ、“全部ダメ”って言った時…… 凪、ほんとはイヤじゃなかった?」――ドキッ。(……気づいてたんだ)凪は言葉を探した。でも、正直に伝えようとすると、胸がざわつく。「イヤ、っていうか……   ちょっとだけ苦しくなったかな」凪がゆっくり言うと、真帆の表情が一瞬固まった。「そっか……ごめん」謝られると、凪の胸が反対に少し痛んだ。(謝ってほしいわけじゃなかったんだよ……)凪は慌てて続けた。「真帆が悪いんじゃないよ。   ただ、聞きながら自分が   いなくなっていくような感じがして…… それが怖かっただけ」真帆はしばらく黙った。その沈黙は、以前みたいに不安な沈黙じゃなく、“考えている沈黙”だった。「ねぇ凪。 私、いつも言いたいことを  一気に言っちゃうけど…… 凪がどんなふうに聞いてるかって、   あんまり考えてなかったかも」凪は驚いた。真帆がこんなふうに“自分の内側”を話すのは、初めてだったから。「ねぇ、これからさ…… お互い、しんどいときは言っていい?」「うん」「聞けない日は、聞けないって言ってほしい」「私も、そうする」二人は小さく笑った。その笑顔は、前よりも優しく、前よりも素直だった。(本音を言うって、壊
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“全部”って言葉は、苦しい時のSOSなんだよ

梅雨が明ける前の、湿った午後。空気は薄い水色で包まれ、窓の外は薄曇り。風はほとんどなく、ただ静かだった。放課後の教室で、凪はプリントをまとめていた。そこに真帆が、勢いよく机に手をつく。「ねぇ、聞いて!今日もう最悪だった!」凪は顔を上げた。(まただ……でも今日はまだ心に余裕がある)「どうしたの?」すると真帆は一気に言葉を溢れさせた。「部活でもう嫌われてる!   先生にも無視された! しかも家でも話聞いてもらえないし、   もう全部ダメ!」全部。また“全部”だ。凪はそっと呼吸を整えながら聞き続ける。「私なんかいない方がいいんだって、   ほんとに…全部うまくいかない!」(全部じゃない)そう言いかけて、凪は口を閉じた。“全部うまくいかない”“全部ダメ”真帆が苦しいとき、彼女は世界を白か黒かで分けてしまう癖があった。でも今日は、凪の中に不思議な余裕があった。雨の日の帰り道、悠真の沈黙がくれた安心は、まだ胸に残っている。凪は真帆に向かって、小さく微笑んだ。「……今日は、  何が“いちばん”つらかった?」真帆は目を瞬かせた。「え?いちばん?」「うん。“全部”じゃなくて、   “いちばん”を教えてほしい」その問いに、真帆はしばらく黙ってから、ゆっくり座った。「……先生に冷たくされたのが、   いちばんつらかったかも」「そっか。ありがとう、教えてくれて」凪は心の中で小さくガッツポーズをした。白黒で縛られていた真帆の世界に、ひとつ色が戻った気がした。「あと……部活のあの子にも、   ちょっと嫌な顔されて」「それは“二つ目”?」「あ、うん。二つ目かも」真帆は少し照れたように笑った。(よかった……白
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傘を差し出したあの日、まだ名前も知らなかった

放課後のチャイムが鳴るころ、校庭にはもう、人の姿はなかった。雨が降る。ザーッという雨音だけが、世界を占領していた。僕は教室に取り残されたまま、カバンを肩にかけたが――どうしても、一歩が出なかった。理由は簡単だ。傘を忘れたのだ。窓の外を見つめながら、ため息をひとつ。濡れて帰るしかない、と覚悟したときだった。「――これ、使う?」振り返ると、見たことのある女子が立っていた。同じクラスだが、一度も話したことはない。「私、カサ二本あるから」冗談みたいな言葉だった。なんで二本も? と聞く前に、彼女は一歩、近づいてきた。「……本当は、持って帰れない手紙があってさ。 荷物が濡れたら困るから、保険で二本持ってきたの」その意味はわからなかった。でも、簡単に聞いてはいけない理由がある――そう思った。誰にも言えないことを抱えてるのは、自分だけじゃないんだ。そう思ったら、不思議と、雨の音がやわらかく聞こえた。「ありがとう」そう言うと、彼女は少し照れた声で返した。「返さなくていいよ。……手紙、書けたら返して」あの日、僕は知らなかった。この傘を渡してくれた彼女が、のちに“泣き笑いできる親友”になることを。そして、彼女の言った「手紙」の意味を知るのは、ずっとずっと先――桜の咲く、別れの日だった。人は、傘じゃなく 心を貸してくれるときがある。
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