メンタル不調が続く、、、恐ろしい「コロナ後遺症」
新型コロナウイルス感染症に感染した4人に1人が後遺症に悩まされているといわれています。「疲れやすい」「息切れや動悸がする」など症状はさまざまです。
入院した患者だけではなく、自宅待機やホテル療養した方にもコロナ後遺症がみられます。
さらに高齢者だけではなく、若い人もコロナ後遺症に悩まされメンタル不調を発症している方も多くいます。
新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)に感染後、症状が軽快しても不調が続くのはなぜなのか。
メンタルヘルス心理カウンセラーの資格を持つカウンセラーが解説していきますね。
コロナ後遺症の定義
コロナ後遺症とは感染後に軽快してから3ヶ月後も症状が続き、半年から1年以上も症状が残る方もいると考えられています。
コロナ後遺症は症状が長引くため「ロングCOVID」とも呼ばれ、ロングCOVIDには、• 倦怠感
• めまい
• 不眠
• 微熱
• 脱毛
などの症状があらわれるといわれています。
ロングCOVIDは炎症反応で臓器に障害が起きるのが原因とも言われているが、原因は明確にはわかっていないのが現状です。
ブレインフォグ
「ブレインフォグ」という言葉を聞いたこともある方もいると思いますが、ブレインフォグとは脳に「霧」がかかったような状態です。集中力や思考力の低下などがみられます。
病気やストレスなどさまざまな原因が考えられるとされていますが、原因は明確にはわかっていません。
しかし症状がわかっていても治療法が確立されておらず、1年以上後遺症が残っている方も確認されています。コロナ感染から軽快しても後遺症に悩まされ、学校や会社に行けない方も多くいるのが現状です。
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