走りに行こう!変わった道路①
皆さんは車の運転はお好きですか?道路工事に携わった経験のある人には分かってもらえると思いますが、自分が関わった道路を車で初めて走るときは本当にウキウキしますよね!某ゼネコンのキャッチコピーで「地図に残る仕事。」とありましが、これは土木の魅力を一言で表した素晴らしい言葉だと思います。土木には道路や河川、ダム、鉄道、トンネルなど様々なものがありますが、やはり土木と言えば道路をイメージする人が多いのではないでしょうか?本日は道路の魅力が少しでも伝われば良いなという想いで、日本の少し変わった道路を紹介します。興味を持たれた方は是非ドライブに出かけてみてはいかがでしょうか。記念すべき(?)1回目は国道414号の河津七滝ループ橋です。国道414号は静岡県下田市から伊豆半島中央部を経由して、沼津市に至る一般国道です。その中にある河津七滝ループ橋ですが、写真を見てもらえればどこが変わっているかお分かりですよね。そう、同じところ2周してるんです。下田市方面からは反時計回りの上り坂、伊豆市方面からは時計回りの下り坂で720度・2回転ループする形状となっています。自動車やオートバイのほか、自転車も通行することができます。ループの中心部に駐車場があり、そこで車を止めて下から眺めることができます。この道路は走るよりも周辺から眺めるほうがいいかもしれませんね!また、真下からの眺めも迫力があって素晴らしいです。高低差を解消するためにこのような設計になったのかと推測しますが、「発想がすごいな~」と思いますよね。また、設計だけではなく施工も大変だったことが推測されます。実際に工事には3年もかかったそうです。本当
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