最近は水害が多く発生していますね。。。
新しい台風がやってくるようで、
「なかなか安心できないな・・」と思っていらっしゃる方も多いのではないのでしょうか?
今回は、そんな水害の時に身近にある
【道路の冠水している時の対処法】
について私の仲間にお話を聞いてみました!
万が一に備えてのお力になれると幸いです。
では対談スタート!!
黒井:最近水害が多いね、
道路が水で覆われてしまうと、正直通っていいものか迷う。
仲間(以下、Naと表記します。)
:確かに、ニュースでもよく見るね。
正直にいえば、冠水している=深さがわからない状態の場合
通ってほしくはない。。。。
黒井:それってやっぱり車がダメになる可能性が高いってこと?
Na:ん~。。。
車種とか構造に左右される部分が多いんだけど、
可能性は高いよね。
単純にエンジンが止まるってこともあるし
もしかしたら電気系統がショートしちゃうこともあるし
そうなると修理費が高くついちゃう可能性があるね。
黒井:なるほど。
エンジンが止まるっていうのは、もうダメになっちゃうってこと?
Na:それも車種によるね。
(外気ダクトやエアクリーナーボックスの位置による)
今時の車の場合は、エアクリーナーボックスの構造で
外気を導入する部分に排水機構が設置されているんだよね。
そこからダクトを通して空気をスロットルバルブなりに送って、
水は入れないようにしてる。
簡単に言うとそういう感じ。
黒井:なるほど?
Na:水が入っても排出されるようになっているから、少しなら大丈夫。
ただもし、エンジンの負圧が強くて中に入ってしまったら
エアクリーナーが濡れて空気が入らなくなっちゃうのよ。
結果として、空気なくてエンジンが窒息する。
だからエンジンが止まってしまうっていることになる。
黒井:ほうほう。今時はってことは昔は違うの?
Na:それね。
これも結局構造によるけど、
車の下側にエアダクトが伸びてるタイプなどで
水がエアクリーナーに入ったらエンジンが止まるっていう原理は一緒。
黒井:うん。
Na:もし、そのままエンジンの中に水が入るとどうなるかというと
水って圧縮できないじゃん。
(エンジンは空気を圧縮してパワーを生み出す機械みたいなもの)
エンジン内に水が混ざると水は空気を違って圧縮できない。
でも、エンジンは圧縮しようと活動を続けるから
その負荷に負けて、エンジンの内部部品が破損しちゃう。
いわゆる【ウォーターハンマー】って現象が起きちゃうんだ。
その結果、エンジンが完全にダメになっちゃう。
止まるとかではなく、完全に利用不可。
黒井:こわっ!
Na:あとはあれだね。
たまに水が溜まっている道路を勢いよく走ってる車を見かけるけど
水かさによっては、あれも危ない。
黒井:どういうこと?
歩行者的には腹立たしい行為ではありますが。。。。
Na:そうねw歩行者にも優しくないw
あれ、車にも優しくないんだよね。
特に、トラックとかバンとかのエンジンがシート下に設置されている
ことが多い車種には良くないね。
水って結構強いんだよ。
勢いよく水に入った衝撃でバンパーとか外装もだし
その内部に水が入っちゃって部品を破損しちゃったり
意外と知らないと思うけど、車に優しくない行為の一つだね。
黒井:なるほどね~。
私自身は大雨とか危ない時には運転しないって思ってるから
大変だなと思ってニュース見てたけど、
色んなことがあるんだね。
Na:そうそう。
本当に色々ある。
何かあれば修理費も高いし、もしかしたら買い替えとか。。。
そういうことを考えたら、もうあれね
「無理しない」「迂回する」「危ない橋は渡らない」これに限る!
それでも色んな事情がある人もいるからさ
「車がダメになったっていい!俺は帰るんだ!!」
っていう覚悟を持っている人だけに伝えておきたい。
水が溜まっている道路は極力迂回して
どうしてもってときは、ゆっくりゆっくり侵入して
車に水が入ってきたら、その道は諦めて!
黒井:そうだね。
事情があっても、命あってこそだし
何事も無理をしないってことは大切だね。
ということで、結論として
「のっぴきならない事情がある人のみ
注意して運転しましょう。決して無理はしないこと!!!」
車だけではなく、自身の命にもかかわる問題なので
ぜひ、心にとめておいていただけると幸いです。
長くなりましたが、今日はここまでです。
お読みいただき、ありがとうございました!
黒井 蜜