本番になると“急に弱くなる子”と“変わらない子”の決定的な差とは?
【U12公式戦で見えた真実】週末のU12公式戦。今日は、新しい布陣を試すための大事な試合だった。一週間前のTRM(練習試合)で、チーム一のテクニックを持つAくんをセンターバックからセンターフォワードへ大胆にコンバート。これが驚くほどハマり、攻撃は活性化し、「これはいける」とチームに大きな希望をもたらした。その影響で、我が子はTRMで先発から外れることに。一度は深い落胆に沈んだ。「なんで自分じゃないんだろう…」その気持ちと向き合った一週間だった。それでも彼は、自分の中で整理をつけた。悩みながらも気持ちを立て直し、“今日はベンチからチームを支える” と決めて公式戦に臨んだ。■そして迎えた公式戦。本番はTRMとは別物だった。試合が始まると、空気は一変した。相手の強度、スピード、会場の緊張感。すべてが練習試合とは段違い。Aくんは、一週間前とはまるで別人のように動きが硬い。判断も遅れ、普段の良さが出ていない。「ミスしたらどうしよう」そんな気持ちが強く伝わってくる。結果、開始10分で我が子と交代。■我が子はAくんの肩に手を置き、ねぎらってからピッチへ交代の瞬間、我が子はAくんに「ナイスチャレンジ、次またいこう」と声をかけてからピッチに入った。悔しさを飲み込み、チームのために振る舞える姿に、成長を感じざるを得なかった。そして前半アディショナルタイム——右サイドから切れ味鋭く突破。ポケットへ侵入し、ニア上へ迷いのないシュート。“ズドン。”会場がざわつくほどの見事な一撃だった。■この瞬間、私は確信した。勝負強さとは「本番で特別な力を発揮すること」ではない。本番でも“普段の自分”でいられることだ。
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