眠れない夜
「今晩は早めに眠ろう」といつもより早く部屋を暗くする
白いシーツをかけた布団に横たわって、枕に頭をつけて
ふんわり包まれる
しばらくすると
なぜか涙が枕に落ちる
昔のことを思い出す
自分が悔いていることを思い出す
残像が頭から離れない
そうなるのは
人間関係で何かストレスを感じた時と
私が誰かを傷つけたと思った時
泣いてようやく気付かされる
悲しい気持ちに
抑圧した何かをうまく言語化できない私には
涙という手段がピッタリだ
明日に不安を感じているのだろう
会社に行くのがこわいのだろう
どこかに参加するのが負担なのだろう
誰かの言葉にまた反応してしまうのだろう
この先自分はやっていけるのだろうかとこわがっているんだろうそうだね…こわかったんだね
大丈夫さ 心の中で起きてるだけのことさ
ゆっくり休もう もう一度 おやすみ 私
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