文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~1話の文豪ポイントを解説するよ!
DMMGAMESから配信されているゲーム『文豪とアルケミスト』がアニメ化し、1話が放送されましたね!
第1話でのBGP(文豪ポイント)を勝手に解説してしまおうと思います。
文豪に詳しい方には「そんなん知っとるわ!」という内容になってますが、アニメから入った人やそんな文豪に詳しくない人向けです。
『走れメロス』
そんなに文豪を知らないという人も、教科書に載っているぐらいなので少しは読んだことがある人が多いのでは?
「メロスは激怒した」の一文は覚えているんじゃないかな。
1話を観てお分かりの通り、作者は太宰治。
教科書もアニメも途中から始まっているので、読んでみようかなって人は青空文庫でも公開されているよ。
余談だけど、熱海の旅館から太宰が帰ってこないのを心配した太宰の奥さんは、太宰の友人の檀一雄に交通費と宿代を預けて様子を見に行ってほしいと頼んだんだ。
熱海の旅館に来た檀を太宰は大歓迎!奥さんが檀に預けたお金で大豪遊!
そんなことをしているから宿代が払えなくなった太宰は、檀を宿代の人質として熱海に残して東京の師匠の井伏鱒二のところに行くんだ。
でも、待っても待っても太宰が帰ってこない!
困った檀は事情を宿に話して、東京の井伏の元を訪れるんだ。
そこで檀が見たのは、のんきに将棋を指している太宰と井伏の姿だった……。
メロスではなく、檀が激怒したということがあったりする。
後に檀は「小説 太宰治」で「少なくともこの出来事が走れメロスの発端になったのかもと考えた」と書き残してるよ。
『芥川が出した蜘蛛の糸』
激流の川を渡るために芥川が出した蜘蛛の糸。
元
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