手書き図面は自分で書いてみるといいんじゃない?
設計士が描くような手書きの図面って「おしゃれだな」「上手いな」って思いませんか?そうですね、手書き図面って何となく見ちゃうんですよね。ハウスメーカーのHPや広告は基本的にCAD、CGを使って図面を作っています。効率がいいし、修正が効くからですね。でも、パソコンで作った図面って本気でいい間取りを探している時でないと、じっくり見ることはありません。ところがですよ、手書き図面はボーっと画面を見てるだけ、広告を見てるだけの時でも、ちょっと目が留まって見ちゃってることありませんか?例えば下の2つの図面を見てみましょう。どうですか?今から2分間眺めて下さい と言われたら、左の図面を2分眺めることはきつそうですよね。間取りと、広さが分かったら見る所がなくなっちゃうので。右の図面は色々想像できるので、楽勝で2分眺めていられそうじゃないですか?「バルコニーに椅子とテーブルいいな」「観葉植物おくとオシャレになりそう」「大理石調のテーブル置いてもカッコいいかも・・」等など、そうです、それだけ「手書き」がもつ力はすごいものがあるんですね。手書き図面はまさしくオンリーワン、「図面」には違いありませんが、「漫画やイラスト」といった、一種の「作品」なのです。だから、そんな「作品」がパソコンで作った図面の中に混じっていたら、目を惹くこと請け合いという訳です。わかったわかった、でも自分でこれを書くのは普通に考えたら無理だろ?と思いましたか?実は、上手な手書き図面を描くには「書き方の知識」があればだれでも書けるようになります。これを教えてくれる人がいないから、難しい、絵心がないと書けない、と思われているだけです。
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