設計士が描くような手書きの図面って「おしゃれだな」「上手いな」って思いませんか?
そうですね、手書き図面って何となく見ちゃうんですよね。ハウスメーカーのHPや広告は基本的にCAD、CGを使って図面を作っています。
効率がいいし、修正が効くからですね。でも、パソコンで作った図面って本気でいい間取りを探している時でないと、じっくり見ることはありません。
ところがですよ、手書き図面はボーっと画面を見てるだけ、広告を見てるだけの時でも、ちょっと目が留まって見ちゃってることありませんか?
例えば下の2つの図面を見てみましょう。
どうですか?今から2分間眺めて下さい と言われたら、左の図面を2分眺めることはきつそうですよね。間取りと、広さが分かったら見る所がなくなっちゃうので。
右の図面は色々想像できるので、楽勝で2分眺めていられそうじゃないですか?
「バルコニーに椅子とテーブルいいな」
「観葉植物おくとオシャレになりそう」
「大理石調のテーブル置いてもカッコいいかも・・」
等など、
そうです、それだけ「手書き」がもつ力はすごいものがあるんですね。手書き図面はまさしくオンリーワン、「図面」には違いありませんが、「漫画やイラスト」といった、一種の「作品」なのです。
だから、そんな「作品」がパソコンで作った図面の中に混じっていたら、目を惹くこと請け合いという訳です。
わかったわかった、でも自分でこれを書くのは普通に考えたら無理だろ?と思いましたか?
実は、上手な手書き図面を描くには「書き方の知識」があればだれでも書けるようになります。
これを教えてくれる人がいないから、難しい、絵心がないと書けない、と思われているだけです。僕は実際に、自分では全く書いたことのない新人に書き方を教えたところ、1週間でめっちゃ上達してました。
最初に少し教えて出来上がった図面はこんな感じ↓です。思ったり上手ですが、まだお絵描きの域を少し出たくらいですかね?
そんな訳で書き方を教えてあげることにしました。こんな風に書くと良いんだよってテクニックを全部伝えています
寒い中ですが、書き直し中です。
一週間後、書き直してできた図面がこちら!
普通に「上手い!」
こんなもんですよ。「書き方の方法」さえ知っていれば一瞬で上達するんですね。ただ、その「書き方」を自分で探すとめちゃめちゃ難しいです。
・どんなペンがいいか
・どんな順番で書けばいいか
・どんな色合いの組み合わせが綺麗にみえるのか
等など、一つ一つクリアしようと思うと何十枚と書き直して、改善する必要があります。
所が、それを教わることで、時間と労力を全てカットして一撃で上達するのが上記のような手書き図面と言うわけです。
なので、結論
興味があれば自分で描いてみたらいいんじゃない?
というわけです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。