国語講師のひとり言「説明文はつまらない」
『個別の授業で面と向かっては言いにくい話をコラムにしています。言いにくいワケは、生徒さんは1人1人状況が異なり、一般論のアドバイスがつねに当てはまるとは限らないからです。
ですのでタイトルも「ひとり言」。本コラムの内容に有効性があるかと問われれば、私自身の中学受験や長年の指導で実践を心がけ、結果を出してきた事実を挙げるのみです。』「物語文と説明文とあるけど、どっちが好きかな?」最初の授業で生徒さんによくそんな質問をします。もちろんお子さんによって答えはさまざま。ただ「好き!」と積極的な返事があるのは、どちらかと言えば物語文が多いですね。しかし最近気づいたんですが、この質問、ちょっと正確さに欠けます。「物語文と論説文、どっちが好き?」と聞く方が実際的でしょう。4年生など論説文がまだ難しすぎる場合に、かわりに解かされるのが説明文。論説文が筆者の"論"に重きを置くのとは対照的に、説明文は読んで字のごとく"説明"が主たる目的です。主観を排した正確な情報ということで言えば、ほんらい最も信頼の置けるタイプの文章なのですが…。淡々とした説明が続くため、はっきり言って「読んで面白い」ものじゃないんですよ。「説明文って筆者の色メガネを通さない客観的な記述がいいですよね」そんな境地に達している小学生がいたら、(国語については)どんな難関中学でも受かるでしょうね(笑)。このコラム、いったい何が言いたいのかがわかりにくいでしょうか?塾通いを始めて早々の頃に、無味乾燥な印象が強い説明文を解かされて、国語嫌いにならないでほしいということですね。それに説明文には、説明文に応じた読み方・解き方がちゃんとありま
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