【哲学すること】それは、知識を蓄えることではなく「自分の足」で歩くこと
こんにちは、Ryokoです。ふと書店で目が合い、2月のNHKテキスト『100分de名著』を手に取りました。今月のテーマは、ヤスパーズの『哲学入門』。パラパラとページをめくっていると、解説の戸谷洋志先生が紹介していた「ある言葉」に、目が釘付けになりました。それは、近代ドイツの哲学者・カントのこんな考え方です。「そもそも哲学とは、哲学者の名前や専門用語に詳しくなることではなく、それらを通じて『自分の力』で考えることである」この一文を読んだ瞬間、思わず「本当に、そうだよね!」と、深く頷いてしまいました。■ 学ぶことは、知識を「鎧」にすることじゃない私たちはつい、何かを学ぼうとすると「正しい答え」や「立派な専門用語」をたくさん覚えなきゃ、と思ってしまいがちです。でも、知識をただ詰め込むだけでは、それは自分を大きく見せるための「鎧(よろい)」にはなっても、自分を支える「力」にはなりません。本当の意味で「学ぶ」ということは、誰かの言葉を借りて自分を飾ることではなく、その知恵をヒントにして「私自身はどう感じるのか?」「私の人生をどう生きるのか?」と、自分の心に問い直すことだと思うのです。■ 「当たり前」を脱ぎ捨てて、自分と対話するテキストの表紙には、「主役は、あなただ」という言葉が添えられています。どれほど偉大な哲学者の言葉であっても、あなたの人生という物語の前では、ただの「お手伝い」に過ぎません。難しい用語なんて知らなくてもいい。今、あなたが自分の心に誠実に向き合い、答えのない問いを一生懸命に考えているなら、それはもう立派な「哲学」です。誰かの正論ではなく、あなたの納得感を大切に。私もま
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