AIは1人より2人がいい──複数の生成AIで「チーム」を組む、新しい仕事のかたち
AIを1つだけ使っている人に、ちょっと聞いてほしい話
生成AIって、便利ですよね。気になったことをすぐ聞けて、ある程度の答えが返ってくる。でも正直なところ、「これ本当に合ってるの?」と思う瞬間、ありませんか。
ハルシネーション──AIが事実でないことをさも正しいかのように答えてしまう現象──を一度でも経験したことがある人なら、AIの出力をそのまま鵜呑みにするのはちょっと怖い、という感覚があるはず。かといって、毎回自分でファクトチェックするのも手間だし、そもそもその分野に詳しくないから調べている、というケースも多い。
そこで今回は、私が実際に試してみて「これは使える」と感じた方法をお伝えしたいと思います。それが、複数の生成AIを組み合わせて、互いに補い合わせるというアプローチです。
「1つのAI」の限界
そもそも、なぜ1つのAIだけでは不十分なのか。
生成AIはそれぞれ、学習データや設計思想、得意分野が異なります。あるAIが「これが最善です」と答えても、別のAIに同じ質問を投げると、まったく違う視点や懸念点が返ってくることがある。
これ、実は当然の話で、人間だって一人の専門家に意見を聞くより、複数の専門家に聞いたほうが判断の精度は上がりますよね。医療の「セカンドオピニオン」が一般的になったのも、同じ理屈です。
AIも同じです。1つのAIの出力を「正解」と捉えるのではなく、複数のAIを議論の場に集めて、互いの意見を照らし合わせる。そうすることで、見落としや偏りを大幅に減らすことができます。
実際にやっていること
少し私の話をさせてください。
私は現在、サイト運営のプロジェクトを進め
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