【中世ヨーロッパ】リュートは中世ヨーロッパ的ではない。
最近リュートにハマっています。ちなみに画像の楽器はリュートではありません(フリーでは見つけられなかった)。Evangelina Mascardiという方のバッハコレクションをよく聞いているのですが、音色がいいんですね~。びよーんという感じ(?)で、同じバッハでもクラシックギターとは味わいが異なります。という報告だけで終えてしまうとただの日記になってしまいますので笑、ここで中世ヨーロッパの歴史をひとつ。その手のゲームやアニメ、映画などでは、たまに登場人物がリュートを背負っていたりします。居酒屋で弾いたりなんかして。でもリュートやギター、ヴァイオリン的な弦楽器は、残念ながら中世ヨーロッパ的ではないんです。そのへんの都市や農村ではまず見かけません。中世ヨーロッパにおける楽器は、不特定多数の人間にメッセージを伝えるものでした。太鼓をどんどん打ち鳴らしたり、ラッパをぷーぷー吹いたり。スコットランドのバグパイプが一番わかりやすいかと思います。戦の際、ぷいーんと吹いて味方の軍勢に情報を伝える。楽器の使い方のルーツですね。そして鳴らし方によってメッセージが異なります。鳴らし方とメッセージのルールは、都市や農村の人間はだれでも知っています。宮廷でも、要人が入場する際にはラッパでぷっぷかぷーとやります。鳴らし方によって、他国の使者が来たよー、などが王様などに伝わります。聖堂の鐘なんかもそうですね。門が閉まるよ、門が開くよ、などです。中世ヨーロッパにはインターネットはおろか紙媒体もありませんので、そのように音で情報を拡散・共有していたんですね。なので中世ヨーロッパの都市は音に溢れています。というより
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