自費診療の難しさ。
保険診療の場合、医療機関の規模におおよそ同じ金額なのだが、自費診療の場合、医療機関が独自に金額を設定される事がある。高齢者の相談の場合、自費診療で高額請求されて困っているという話を聞くことがある。同じ医療機関で保険診療と自費診療の双方を行っている場合なおさらである。この場合、真面目に保険制度を話しても理解してもらえることは少ない。私は回転寿司と高級寿司屋で話をする。回転寿司店は店ごとに金額設定は違うが、メニューに書かれた金額以外は請求されない。保険診療は保険点数が決められており、それに沿って請求されるので大きな金額差はない。ところが高級寿司店になると「お品書き」はあるが金額が提示されていないところも多々ある。中には「時価」と書かれているケースもある。それはその店がその日の仕入れ値などを加味して、独自に金額を設定しているのであり、それを理解納得した上で注文するということとなる。医療も同じで自費診療の場合、同じような自費診療を行なっている医療機関でもA医療機関とB医療機関で0の数が違っていることも多々あることを説明する。かなり乱暴な説明の仕方であるが、要はそれぞれの商品(医療を商品というのは少し抵抗もあるのだが)を手に入れるための「契約」によって成り立っているということである。保険請求に関しては国が保険料率を決めているので、普段は「契約」という感覚を持つことはないのだが、自費診療の場合、この「契約」をどの程度理解して、きちんとした契約をするかが後のトラブルから身を守れるかになってくる。例えば100万円の自費診療を行うとする。100万円である。これだけの契約を口頭契約だけで通常は行わ
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