変身なんてしなくても、あなたは素敵だ。
私は学生の頃、自分は大学を卒業したらバリバリ働くんだ!と考えていました。しかし、蓋を開ければ双極症になって、短時間パートもできません。「バリバリ仕事ができる自分」「働いて輝いている自分」を想像して、そう変身できたらいいなと思うことはよくあります。でも、私から「双極症」の部分はもう決して取り除くことができないのですから、変身のしようがありません。だったら、世界の方が変わらないものかと思ってしまったりもします。週に1日3時間だけで雇ってくれないかな。オフィスワークがいいな。家から近所の職場がいい。時給は高い方がいい。などなど、要望は尽きません。もちろん、そんな都合のいい変化が急に世の中に現れるわけがない。で、よくよく考えてみたんですよね。この世界の方が変わってほしい、という願望を。ざっくりいえば、「今の私をありのまま受け止めてほしい」と思っているのでは?と考えました。つまり、私はありのままの姿で受け入れられていない、今の世界で生きていくためには、今の私じゃダメだと思っているということです。双極症じゃダメ、朝起きるのが苦手なのもダメ、まともに企業で働いた経験がないのがダメ、家事が好きじゃないのもダメ…。でも、本当にダメなんでしょうか。というか、こんなに自分のことをダメと思っていて良い人生になるんでしょうか。私は、私の望む良い感じな人生になるとは思えませんでした。まず、私が私を許して好きにならなくては。でも、気合いじゃ自分を好きにはなれない。じゃあ、どうしよう。私は今まで自分をダメだダメだといじめてきたのだと仮定すると、逆のことをしてみればい良いのではないかと思い至りました。「良い子良
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