人生のタスクに正々堂々と向き合う
以前、 「他人との比較をやめて、理想の自分と、現在の自分を、比較しよう」 という話がありました。
しかし、 「理想の自分」 と言われても、なかなか思いつくものではありません。
そこで、まず、目標を設定してみましょう。
アドラーは、 行動面と心理面の2つに分けて、次の目標 を掲げています。
A.行動面 ① 自立する ② 社会と調和して暮らす
B.心理面 ① 「自分には能力がある」 という意識 ② 「他人は仲間である」 という意識
これらの目標を達成するためには、人生のタスクから、逃げてはいけないと、アドラーは述べています。
人生のタスクとは、 「社会で生きていく上で、直面せざるを得ない人間関係」 なのだそうです。
さらに、 「仕事のタスク」 「交友のタスク」 「愛のタスク」 の3つに分けています。
仕事、交友、愛 (恋愛、夫婦、親子) の場で、それぞれ直面せざるを得ない 「対人関係の距離と深さ」 の問題があります。
人は、人生のタスクと向き合うことによって、自分を成長に導く課題と、出会うことができます。
その課題に取り組むプロセスの中から、生きていくために必要な教訓を学びます。
これらの作業を繰り返した結果、前述の4つの目標 (A①②、B①②) が達成されていくそうです。
だから、人生のタスクとは、真剣に向き合わなくてはいけません。
しかし、人生のタスクから、目を背けている人も、少なくありません。
たとえば、自分のことが十分できていないのに、他人の批判ばかりしている、 「自分には甘く、他人には厳しいタイプ」 。
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