マーシャルの魅力と飽きっぽさ
マーシャルアンプはかれこれ4つほど持ってました。そのうちの1つはいわゆる「小マーシャル」なので実質3つです。一番大きかったのはバルブステートの100W ヘッドでした。次に手に入れたのは2W のポータブルアンプ、MG2CFX。最後になったのは5Wのオールバルブ、DSL5C 。バルブステートはその名の通り、真空管とトランジスタのハイブリッド回路のアンプです。3チャンネルあって、クリーン、OD1、OD2というネーミングだったかと思います。とにかく音が大きかったです。買った当時は1LDKのアパートに住んでいたのですが、とにかく欲しくて欲しくてたまらない。トランジスタアンプの一種だから音は調整できるだろう、と思って入手しましたが、とても普通にボリューム設定は出来ませんでした、マスターボリュームは0.25くらいしか回せませんでしたね。それでもギタリストのステータスであるマーシャルを手に入れたことと言うのは、気分の良いものでした。やがてもう少し広いマンションに引っ越してからはヤマハのデジタルアンプDG60を多用するようになって、マーシャルさんは出番がなくなってしまいました。仕方がなく売却しました。雀の涙ほどの値段だったと思います。今から思えばなんであの時売ってしまったのだろうと後悔しています。なぜか?そのマンションから、とても広い庭付きの借家に引っ越したからです。すごいド田舎で隣との家の距離は田んぼ一つ分とかそういう世界でした。ギターの音なんか出し放題です。そこでまたもや恋しくなったのがバルブステート100Wです。買いました。買い戻したのです。そこではマスターボリュームを3くらいまで回せまし
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