【 真夏のひんやりする話 後編 】nonfiction
前編よりOP:「先ほど、対応させていただきました〇〇と申します。 その後、いかがされましたか?」
お客様:「やっぱり今日は、無理そうなんです。」
家にいることが難しいと分かったOPは、提案をする。
OP:「本日だけでしたら、お近くのホテルへ宿泊されては、 いかがでしょうか。ホテル代の補助は出ませんが、 ご自宅に居られない状況なら、仕方ないですね。」なんだか、違和感があり、おかしい。ん~?
OP:「お近くに、どなたかいらっしゃいますか?」
お客様:「教会の神父様が…。」
ん?この時、OPは、”いま近くにいるのか”という質問に対し、お客様は、”近くに住んでいる”という意味で答えているのか、わからない状態だった。OP:「…いま、お一人ですか?」
お客様:「いまは、一人です。」
OP:「教会に行かれるのですね。」
お客様:「最近は行ってませんが、時々行きます。」
どうも、5年前、この住居へ入る際に、神父も一緒に来て内覧したとか。
OP:「申し訳ございません、今すぐ対処する方法が御座いません、やはり、 ホテルを取っていただくしかありません。あとは、教会に行かれるの であれば、教会へも相談されては、いかがでしょうか。」やはり、いま時点では、どうにも出来ないと感じたのか。諦めていただくことに。
お客様:「はい…。わかりました…。」
先ほどと、同じように終話となる。
コールセンターは、色々な方が、電話をしてきます。
お酒を飲んで、延々とからんでくる方。
上機嫌だったのに、急に切れてくる方もおります。
ん?なぜ?OPは、「お近くに、どなたかいらっしゃいますか?」こん
0