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発達特性に合った職業とは?

 発達特性のある人に合った職業を考える際に重要なのは、「診断名」ではなく「その人の特性の出方」です。 一般に、Autism Spectrum Disorder(自閉スペクトラム症)やAttention Deficit Hyperactivity Disorder(注意欠如・多動症)といった区分が知られていますが、実際には同じ診断でも強みや苦手は大きく異なります。 そのため、職業選びでは個々の認知スタイルや環境への適応のしやすさに注目することが大切です。  例えば、集中力が高くコツコツと作業を続けられるタイプの人は、明確なルールや手順がある仕事で力を発揮しやすいです。データ入力やプログラミング、品質管理などの分野では、正確性と継続力が求められるため、こうした特性が強みとして活かされます。 一方で、強い興味やこだわりを持つ人は、特定の分野を深く掘り下げることに向いており、研究職や専門職、あるいはニッチな分野でのクリエイティブな仕事に適性があります。  また、多動性や衝動性が目立つタイプの人は、単調な作業よりも変化やスピードのある環境で力を発揮しやすいです。営業や企画、フリーランスなど、自分の裁量で動ける仕事では、その行動力や発想力が評価されやすくなります。  さらに、感覚が敏感で環境の影響を受けやすい人にとっては、在宅勤務や静かな職場など、刺激の少ない環境を選ぶことが安定したパフォーマンスにつながります。  ここで見落としてはならないのは、「職種」以上に「環境」が重要であるという点です。同じ仕事であっても、理解のある上司や柔軟な働き方が可能な職場では能力を発揮しやすい一方で、過度な
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90年代の「あの曖昧さ」に救われていた私たちが、今、生きづらい理由。

皆さん、こんばんは。心理カウンセラーのルーム718です。先日、吉本ばなな原作、森田芳光監督の映画『キッチン』(1989)を観ていて、当時の記憶が鮮烈に蘇ってきました。私が青春真っ只中だった90年代。あの時代は、今振り返ると不思議で、どこか「奇妙な優しさ」に満ちた空気感でした。「スタイリストです」「カメラマンです」「プロデューサーです」と名乗る自称業界人が街にあふれ、実際に何で食べているのかはよく分からない。でも、それをあえて聞くのは無粋(タブー)とされていました。解像度が低いままでも、「〜ぽい雰囲気」という記号とコネだけで、しれっと世の中に居場所を作ってしまう、ちゃっかりした大人たちがたくさんいたのです。■ 「説明できること」が正義になった現代翻って、今はどうでしょうか。何をしている人か、いくら稼いでいるのか、何者なのか。SNSで重箱の隅をつつかれては、あらゆるものが「可視化」され、「説明できないもの」は存在すら許されないような窮屈さを感じませんか?90年代のあの「曖昧さ」の中には、実は救いがありました。当時は「発達特性」という概念すら一般的ではありませんでしたが、私のように機能不全家庭で育ち、どこか社会に馴染めない「風変わりな人間」でも、あの混沌とした世界線の中では、なぜか面白がられ、評価される隙間があったのです。■ ラベルを貼られる前の、あなたへ今、私たちは「親ガチャ」「HSP」「アダルトチルドレン」……さまざまなラベル(名前)を貼られて生きています。もちろん、名前がつくことで救われる部分もあります。でも、常に誰かと比較され、効率と正解を求められる今の世界で、「説明のつかな
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学校でのできごと 「子供の宿題わすれ あなたなら どうする?」

学校でのできごと 「子供の宿題わすれ あなたなら どうする?」  一部創作したある学級のできごとです。 あなたが、その学級の子どもの母親(父親)だったらどう思いますか。同僚ならどう思いますか。 設定はこうです。 宿題の提出がない小学校1年生のA子さんがいました。 朝の学活の時間のことです。 担任は、宿題が出ていないA子さんのところに行き、机の中を探すように言います。 A子さんの机のボックスの一番下から宿題のプリントがでできました。 ここで質問です。 あなたなら何というでしょうか。 考えてみてください。 担任の先生は、「わざと机の一番下に入れたでしょう。そうでしょう」と言いました。 A子さんは無言です。 担任の先生は、「ずるはいけません」と言いました。 学級の児童全員が聞いていました。 さて、あなたの考えと、担任の先生が言った言葉は同じでしたか。違いましたか。 実は、似たようなできごとが現実にありました。保護者の方から、お子さんを通じて話がある場合もありましたし、教室訪問でたまたま出くわしたこともありました。   私だったら、どう話すかという問答集にしてみました。 私「A子さん。宿題が出ていないけどどうしましたか。」 A子「宿題のプリントがなかったのでできませんでした」 私「そうでしたか。もしかしたら机の中にわすれてしまったかもしれませんから、中を調べてみませんか」 A子「机の一番下にありました。」 私「よかったですね。その宿題どうしましょうか。」 A子「休み時間にやります」 私「それでは、先生も一緒に付き合いますね。」 私「(学級全員の子供たちにも向かって)A子さんは、宿題がで
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【指導実績】発達特性のあるCさん

私とCさんが出会ったのは、私が学習塾で教室長として勤務していた頃です。 Cさんが中学2年生になったばかりの、春でした。 お母様が、「とにかく勉強が不安」と、相談に来てくださいました。 親子カウンセリング中もCくんはそわそわしていて、周りを気にしたり、お母様に甘えていたりしていたのを、今でもよく覚えています。 模擬授業をしてみても、計算はギリギリできるものの、xやyなどの文字が入ると分からなくなってしまうようでした。 お母様は「定時制や通信でもいいから、高卒資格はとらせてあげたい」と切実でした。 Cさんと私はすぐに仲良くなり、学校へ行かない日も塾には来てくれました。 90分かけて計算問題を10問クリアするというのが、Cさんの毎回の目標にして、のんびり進めました。 地道に進めて、とうとう連立方程式を解けるようになったCさんの定期テストは、20点でした。 数字だけ見ると「塾に通っている意味がない」と思われるかもしれませんが、これはCさんにとって、とても大きな成長でした。 なぜなら、数字だけの計算をするのがやっとだったCさんが、連立方程式の問題をノーミスで5問も解けた結果の20点だったからです。本人もお母様も大変喜んでくださいました。 こんな風に、お子様それぞれの「ベスト」を見つけてあげることが大切です。 今回で言えば、「計算問題」に重点を置いたので、その他の文章問題や図形、グラフの問題が0点だったとしても、計算問題が満点だったことで、Cさんは満点を取れたということになるんです。 これは大きな成長体験になり、これからの学習のモチベーションアップに繋がります。
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【指導実績】勉強嫌いなBさん

これは、私が個別指導塾で教室長をやっていた頃に出会ったBさんのお話しです。 私とBさんは、Bさんが中学2年生の秋に出会いました。 前任から「この子はやる気がないから成績が上がらない」というようなことを引き継いでいました。 いざ授業風景を見てみても、90分授業をやっても、1ページも進まないのが日常茶飯事でした。 ただ、「やる気が無い」のは「わからない」からだと感じました。 試しに1年生の数学の問題をやらせてみると、計算の仕方がわからないようでした。 「これからこれを引くんだよ」とアドバイスをすると、両手をを使って計算していました。 方針転換を保護者様にお伝えしたうえで、小学校の計算ドリルを宿題として出しながら、授業では1年生の復習をやり始めました。 何度も似たような問題に取り組んでいるうちに、手を使わずに色々な計算ができるようになり 「手、使わなくなったね」と声をかけると「本当だーっ!!!」とすごくキラキラした笑顔を見せてくれたのが、印象に残っています。 それから、以前は塾に来るのを毛嫌いしていたBさんですが、「先生が教えてくれるなら、自習も毎日行く!」と笑顔で通ってくれるようになりました。 「学校に行きたくない」「塾に行きたくない」「勉強したくない」 このようなことを聞いたり考えたりすると、次の言葉は 「でも、行かなきゃ」「行きなさい」「でも、しなきゃ」「しなさい」 こんな風になりがちですが、本当にそうでしょうか。 本当に大切なのは「なんで?」ということです。 学校や勉強の何が嫌なのか。 本人がそこに気付けているケースは、ほとんどありません。 ほとんどの子が「なんとなく」と答え
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