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奇麗事について-暴力を振るう人間が唱える愛と平和

You Tubeのある番組を見ていると誰かがジョン・レノンの「イマジン」を歌っていました。 みなさんもご存じだと思いますが、大変な名曲で、私もカラオケで良く歌いました。 まあ、私のことはどうでもいいですが、どのくらい名曲かというと、たとえば、米ローリングストーン誌の「500 Greatest Songs of All Time(史上最も偉大な500曲)」(2004年発表、2010年更新)では3位にランクされているくらいです。 *蛇足を書くと、2位:「サティスファクション」(ローリング・ストーンズ)、1位:「ライク・ア・ローリング・ストーン」(ボブ・ディラン)となっています(この曲についても面白い話があるんですが、それはまた別の機会に)。 それで、この「イマジン」ですが、「想像してごらん、天国なんて無いと」というフレーズで始まり、国家や宗教や所有が存在しない世界を人々が想像することで、平和な一つの世界が訪れるとのジョンの思想を歌っています。 宗教や天国を否定しているために、一部の国のテレビやラジオでは放送禁止にされたこともありましたが、そのメッセージが素晴らしいものであることは否定できないでしょう。 それで散歩しながら、「イマジン」とジョン・レノンについて考えを巡らせました。 それで考えついたのですが、「イマジン」の歌詞も奇麗事ではないでしょうか(またまた、ひねくれたことをいって済みません)。 ジョン・レノンは「情報統制」もあって神格化されたようなところがあります。 しかし、ジョンは決して聖人ではなかったというか、どちらかというと反対側の人間でした(当然ながら私はジョンを直接知っ
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偉人たちの裏の顔-ルソーと啄木

ちょっと前に「奇麗事について-暴力を振るう人間が唱える愛と平和」とのタイトルの記事で、愛と平和を訴えていたジョン・レノンが性格に問題があったという話を書きましたが、それで思い出したことがありますので、こうしたいわば言行不一致の例をもう少し紹介しましょう。 まず、ジャン=ジャック・ルソーです。 ルソーは18世紀に活躍したフランスの哲学者、政治哲学者、作曲家で、教育論が有名です。 そして、このルソーは教育について高邁な思想を説きながら、なんと妻  テレーズとの間に生まれた5人の子供をすべて捨てているんですね。 しかも、彼は、「はじめはほんのなぐさみにするつもりでテレーズに接近した。けっして彼女をすてないが、結婚する気もないことを前もってはっきり知らせたうえで関係をもったといい、またテレーズは『ママンのかわり』だったと」白状しています。 本当に最低の人間でしょう。 ルソーの言い訳を書いておくと、「自分は親にはなれないと思った。自分には子どもを育てるなどということはできない。少なくともその用意はできていない。仮に自分のようなものに育てられたとしたら、子どもは決して幸せに育つことはないだろう。子どもはいずれは必ず自分を憎むことになる。自分のような親に育てられるくらいなら、その子は施設で育った方がよほど不幸は少ないに違いない。自分のとった行動はそういう意味で最善だった」といっています。 ただ、当時のパリでは捨て子が普通だったそうです。 また、捨て子といっても、路地裏やゴミ箱に捨てるわけではなく、教会や養育院の前に置き去りにしていたとのことです。 ついでに、ルソーの最後の言葉を引用しましょう
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ジョン・レノンの住んだアパートを見る

 早朝ウォーキングのコースにサットン・プレイスという地区がある。マンハッタンの東側、イーストリバーのほとりの閑静な住宅街だ。この辺りは古いアパートが並び、新しい高層アパートが立ち入る余地はなく、その古さこそが威厳のような佇まいを見せる。 サットン・プレイスはトルーマン・カポーティの短編小説『ミリアム』の舞台でもあり、マリリン・モンロー主演の『百万長者と結婚する方法』は、この地のラグジュアリーなアパートのペントハウスからストーリーが繰り広げられる。また、実生活ではマリリン・モンローの三度目の夫となった劇作家、アーサー・ミラーの終の棲家もこちらサットン・プレイスにある。そんな場所ゆえ、夜明け前の蒼い朝方、街を歩くのは心ときめくのである。 このサットン・プレイスにジョン・レノンが住んでいたのだ。『失われた週末』と呼ばれた18ヵ月、愛人、メイ・パンと過ごしたアパートが 434 East 52nd Street にある。  外観は一般的なアパートで煌びやかさは何もない。そもそもサットン・プレイスには昔からのアパート群が立ち並び、それこそがこの街を特徴づける趣だ。入口のドアは鉄の重厚な細工が施された格子の両扉。この建物の最上階のペントハウスにジョン・レノンは『失われた週末』の18ヵ月、愛人のメイ・パンと暮らした。 ペントハウスからは近くの国連が見え、遠くにブルックリン、そしてアパート間近のイーストリバーが見下ろせた。質素に見えるアパートだが、ペントハウスは豪勢で、流石のジョン・レノンの暮らしぶりであった。 気温が30度近くまで上がった6月初旬、意識してそのアパートを見に行く。マンハッタンの
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「心と体の健康入門⑧」~「ストレス・フリー」から「自然治癒力」増強へ~

(3)人間関係で「打撃」を受ける人と「飛躍」を得る人の違いは何か ②「ストレス」は全て「人間関係」から生れるといっても過言ではない 「原初療法」(プライマル・セラピー)~後の人生に影響を及ぼしている初期のトラウマに対処させることで神経症を解消させる療法です。「絶叫療法」とも呼ばれます。アメリカの精神科医アーサー・ヤノフが考案しました。 ヤノフは「両親から愛されること」「ありのままの自分であり続けること」を人間の基本的要求としており、幼児期のトラウマ、満たされなかった欲求、愛情の欠如が感情を抑圧することにつながり、成人後に神経症や感情的な問題を引き起こす原因になると考え、「原初の叫び」(プライマル・スクリーム)を表現させる、つまり「原初的苦痛」(Primal Pain)を再体験させることで、患者が抑圧してきた感情を解放するのを助けようとしました。プライマル・セラピーの患者の一人にジョン・レノンがいます。  治療では、患者はセラピストに自叙伝を渡し、面接を受けた後、3週間の集中治療を受けて、当時の問題点を話し合います。治療のプロセスは自然に任せるが、セラピストの役割は患者が苦悩に向き合えるように励まし、患者を楽にしてあげることです。この再体験と記憶の再燃により神経症が癒されるのです。治療の効果は脳の機能・構造の変化、血圧と心拍の低下、ホルモンの変化、またときには免疫システムの変化までもたらすことで分かると言います。 『ジョンの魂』(John Lennon/Plastic Ono Band)~1970年に発表されたジョン・レノンのアルバムです。これ以前にもジョン・レノン&オノ
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