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コトノハ

さらさら詠んでは 此 みえ難く深い深い念いなればいつか此処に 我の在りしこと骸なきとも 沢山の言ノ葉に 時の氣味に 添うて共に在りしと 想い出せるよに我の慈しむべき人々へ強く想い満ちるは 力を放ち弱き想いは 何をも生めず念い届ける骸なきもの時に奪いて 時に与えて我をどこへと連れ添う遠き遠き彼の地へまだみぬ温かき朋友へ逢いに行こう今宵もコトノハと云う名の 汽車に乗って
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荒野の童

祈る子の無垢に澄む瞳君に出逢い 我は再び歩みだすその笑顔は希望となりその魂は 真実大切な慈しき もの達もたらす君に重ねしこの手に 残る温もり穏やかに時刻んで 我に宿るその瞳は鏡のように 我を映し遠きあの日の我に逢う明日を夢見て君の祈り 叶うがよにと我も共に祈ろう君 降り立つ地なればこの身をも 優しき風が如く包み癒してくれるだろう
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生命の氣味

道行く旅人 先人の背を導に永劫続けし旅路に 盲目となるあの日夢描いた物語りその薫り 声に温度 求めし宝玉知らぬ間にいずこへと失せた静を纏い 面に隠して臨む終焉に偽りの華とて咲かぬだろうここらで衣を捨て 骸を休めたならその身をも 氣味達 くすぐるだろう真に通ぜと信を抱き灯 燈して思念辿れば多々の氣味達 踊り出し未来の道も 旅の終焉も彩 奏でて 華咲かすだろう
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空華~幻~

願い籠めし祈りも想い馳せし希望も 刹那に潰え長き眠りの静寂が支配する地に玉響の白き踊り子達 深々と舞い降りる長き眠りにある我を呼び覚ますが如き囁く声に目覚めて門を開いたなら美しき幻想 踊り出す我の奏でる二胡の音色に君は詩で彩り永劫の時を刻み行く咎送りの我さえも白く染めては未来の道へと誘わん
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夜来香

柔らかく優しき光にて抱く今宵穏やかな月光に誘われ この地に降り立てば眼下の河には 星屑や華が流れ月下に匂い立つ花 薫る風優しく頬を撫で行く渇きの心に破くが如く響く聲も愚かに脆く 咎深きこの身をも包み許すがよに温かく巡る想いに どこか淋しげなこんな夜は月下香の白き花姿に君を覚え記憶の邂逅へ今ここに 君が傍に在るがようで我の想いは 月下に咲く花の香りと共にこの優しき風に託そう遠き月下の君を想う
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縁~えにし~

この縁よ 我は真に感佩す幾世を経て 幾世を生きようと如何なる日 訪れようとも添うて共に在ろう別々の地に立つなれば 魂連れ添わせこの身滅びたなら再び生まれ出でて 君を包みに行こう君よ覚めぬ眠りにて 黒衣に隠されたなら破片集めて再会祈り 瞼を閉じる幾度と巡りし 運命の邂逅に別たれようとも いずれ必ず一つになり行く 河の流れがように縁の糸を紡ぎ集めて 逢いに行こう何をにも 二人を別つことなどできはしないから 
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道標

消し去り勝るのみと 願い続けし日々苦痛与えしだけの 憎いとさえ思いし君傷つき失い辿り着いた 深い深い水底で時の経るに逆らうを知らず飛立つ羽も 志も望むるものも 何もなく何もせぬまま日々を漂い淡く儚き月光の 包み込むよな優しさにただただ癒し求めて 天に憧れるけれど彷徨うを止め 根を下ろし立つを覚え 水面に出づれば雪の地にひっそり佇む 白き灯台を仰ぐ己が思念で灯 燈して往き交う船が行く手を照し役を得て再び歩み出す 我は道標
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流転の旅人~聲~

その聲は刃となりて 我を貫き瞳は鏡となりて 無力な我を映し出し泪は泉となりて 我を水底へと沈めた喉の枯れるが程に叫びし声は雑踏にかき消え 届くことなくあの日の理想も見失いしまま時は我だけ残し 足早に時を刻み行くただ在り続けんとす 我は流転の旅人旅の合間に 花明りに誘われ面をあげてみたなれば蓮の花咲く聲を聞いたように我の旅路を仄かに照らす
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刻の河

待つも留まるも知らぬ何気なき流れに人は生き喜怒哀楽 多々の情の波君よ何抱き 何求め委ねる霧が全てを覆い隠す 渇きの荒野を幾多の記憶を飲み込み語るをせず黙なまま流れ流れて無垢に帰す抗うも出来ず盲目に浮かぶ 流転の我にも飛沫の灯 未来を映し出し木々は枝葉で 彩織りなす月日過ぎ行き 景色は移ろえど変わらず在るこの想い古き良き刻の調べと共に漕ぎ出すが好し自らの答え求め 彼の大洋へ
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