「橡が故郷の昆虫」
【餌代】
9歳の時大きな空き地のクヌギの木に
ハチミツと砕いたバナナを塗りつけ
カブトムシの雄と雌を採取してきて
夏休みの自由研究として飼う事にした
しかし家に持ち帰ると母親が
「キャー!でっかいゴキブリ!」と
俺のカブトムシをゴキブリと勘違いし
「早く捨てなさい!」と叱られた
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
そこで俺は「これゴキブリじゃなくて
カブトムシだから自由研究として
飼う事にするよ」と言うと母親は
それでも凄く嫌な顔してる
でも俺は昆虫が苦手な母親の気持ちを
無視して自分の部屋に持って行き
ベランダにあった水槽に土を敷いて
そこでカブトムシを買う事にした
餌はよく解らなかったので
近くの銭湯でまきを1本もらってきて
それに蜂蜜に砕いたバナナを塗りつけ
餌としてあげる事にしてみた
なので母親に餌用の蜂蜜とバナナを
用意してほしいと頼むと「バナナと
蜂蜜を餌にすると高くて買えないから
他のにしなさい」と言われてしまう
|ω・`)ショボーン
仕方ないので俺は友達の昆虫先生に
「カブトムシの餌って何が良いの」
と聞くと果物の皮とかキュウリとが
良いかもよ」と教えてくれた
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【スイカの皮】
当時は現在当たり前になってる
昆虫ゼリーなんて販売して無くて
昆虫を飼うとしたらその昆虫に合った
餌を与えないとすぐ死んでしまってた
なので本当はカブトムシの餌は
クヌギの樹液が良いのだけど
俺は手に入れる事が出来ないので
果物の皮とキュウリをあげる事にした
そこで母親に「キュウリと果物の皮
用意して」と頼むと母親は「それなら
安いから買って来てあげる」と言
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