三宅香帆さん『ニュー日本文学史』で史観はアップデートされるのか?
表題の本の感想です。鴨長明「世間に適応しすぎもしなすぎもダメだ、マジ生きにくいよね」兼好法師「人と仲良くなると必ず不満や怒りが出るし、自分の妄想を相手に押し付けたりするんだよね」など、三宅さんの噛み砕いた書き口で語っていただけて古典が急に身近に感じられました。また、森鴎外の『舞姫』や、夏目漱石『吾輩は猫である』の近代小説が、当時どう新しくてどう評価されてきたのかなどを理解できてよかったです。特に『舞姫』はエリスのあまりの扱いに学生時代、白目剥いて「なぜこれが教科書に……」と読んだ記憶しかないので“教科書に載る程には若者が読む価値がある”という部分を知れてよかったです。私の娘たちが成長して『舞姫』にキレたら教えてあげようと思います。松尾芭蕉:文化人として、今までの文化のアンチテーゼとして句を読む与謝蕪村:感覚が近代的すぎて後年の正岡子規や荻原朔太郎に評価される小林一茶:文化人ではなく大衆の一人として句を読む上記の江戸時代「三代俳人」の明確な違いを知れたのもよかったし、井原西鶴がフェス? ライブ? で即興パフォーマンスの俳句を23500句をブチ上げたところなんてめちゃアツかったです!松尾芭蕉の弟子が書き残しておいてくれた、井原西鶴の一発目の句も「今日で俺が俳句の息の根止めてやんよ」って煽りに煽ってるし。ラッパーだぜ。中でも「日本史で何したかよくわかんないけど名前だけ有名1グランプリ常連」こと本居宣長パイセンが源氏物語の同人誌作ってたってことですごいファンになってしまいました。しかも私の推しの六条御息所の!!!!!!詳しくは下記をご覧ください↓六条御息所はやんごとなき方で矜持もあり、
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