【教養としての読書】源氏物語② 登場人物の紹介

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コラム
こんにちは、医者やっています(雑)

先回は源氏の両親をご紹介。
今回は源氏を取り巻く男性陣をご紹介。
古典はとっつきにくい印象がありますが、主な登場人物をおさえてしまえば、読みやすいです。

①光源氏(主人公)
父親である桐壺帝(きりつぼてい)は、第二皇子を皇族ではなく臣下とし、「源氏」と名乗らせた。ルックスが良く、何をやらせても超一流の源氏は、「光る君」と呼ばれるようになる。中年以降は複数の女性との愛に悩み、寂しい晩年を送る。

②兄の朱雀帝(すざくてい)
桐壺帝の第一皇子。母親は弘徽殿の女御(こきでんのにょうご)。
柔和な性格として愛されたが、光源氏に容姿も教養すべてが劣ってしまう。
朧月夜(おぼろづきよ)を妃に迎える予定であったが、光源氏に寝取られてしまう。24歳で即位。
40代で出家を急ぎ、愛娘の三女、女三宮(おんなさんのみや)を源氏の嫁とする。

③実は源氏の息子、冷泉帝(れいぜいてい)
桐壺帝(きりつぼてい)の第十皇子。桐壺帝の後妻である、藤壺の女御(ふじつぼのにょうご)と源氏の間にできた、不義の子である。
朱雀帝の後を継ぎ、11歳で即位。
朱雀帝の第一皇子である、今上帝(きんじょうてい)に譲位するまで18年、世を治めた。譲位後は冷泉院に住んだことから「冷泉帝」と呼ばれる。
まじめな性格であり、成長してから本当の父が源氏と知り、強く苦悩する。

④親友、頭の中将(とうのちゅうじょう)
源氏の幼馴染であり、ライバルかつ悪友として、成長していく。
左大臣の息子。源氏の正妻となった、葵の上(あおいのうえ)の兄。
大人になってからは政敵としてしのぎを削る。
容姿に官職、色恋沙汰も一流だが、源氏にいつも一歩先をリードされてしまう。






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