マルセイユ・タロット「02 女教皇 / The Popess」について解説します!
なお、ヘッダー画像の3枚のカード(マルセイユ・タロット)の出典は、次の通りです。
左:02 La Papesse, Oswald Wirth Tarot Deck 1889(Oswald Wirth, Public domain, via Wikimedia Commons)
中:Jean Dodal Tarot trump 02, between 1701 and 1715(Jean Dodal, Public domain, via Wikimedia Commons)
右:PAPESSE. Papisa, Tarot Marsella(No machine-readable author provided. Danielrodes assumed (based on copyright claims)., CC BY-SA 2.5 , via Wikimedia Commons)
1.カードの一般的な意味
まず、Wikipedia による「カードの意味」をご紹介します。
正位置の意味
直感、感性、知性、安心、満足、期待、聡明、雰囲気。
逆位置の意味
悲観、無気力、無神経、現実逃避、疑心暗鬼、孤立。
ーWikipeida「女教皇 > カードの意味」より引用
2.カードの象徴
上記の意味は、「カードの象徴」から生まれます。
Wikipedia を引用しながら、ご紹介します。
伝説上の人物・女教皇ヨハンナをモチーフとすると言われる
カトリック教会では女性が司祭以上の職に就くことを認めていないため、カトリックの世界では現実には有り得ないものとして扱われる「女教皇」はしばしば「反ローマ教皇」の象徴とされる[中略]
被り物(教皇冠)を頭に乗せ、この女性が最も高い位の人物であることを表す
被り物の内側から頭全体を覆う白いベールから、この女性が修道女あるいは尼といった聖職に就いていることを示し、同時に処女であることを表現[中略]
女性の持つ書物は[中略]「高度な知識や学問の象徴」とされる。[中略]描かれる書物が観る者の側に開かれ、その知識を授けようとしている
ーWikipeida「女教皇 > 寓画の解釈」より引用 ※改行は、当ブログ執筆者
これらのことから、「慎重で思慮分別のある」女性像が浮かび上がってきますね…。
観るひとに向かって開かれた書物から、「知識を吸収する」、「知識を授ける」というキーワードが導かれます。
また、女教皇ヨハンナは「処女にして懐胎し、子を産んだ」という伝説があり、そこから、「相反する」性質をあわせ持った複雑なキャラクター像が浮かんできます。
3.カードの鑑定用の意味
最後に、私がじっさいにタロット鑑定に使っている「実用的な意味」を、簡単にご紹介します。
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♦正位置:知識を吸収、思慮深い、慎重、品行方正、潔癖、保守的、プラトニック、智慧、やりくり上手
♣逆位置:悲観的、疑心暗鬼、神経質、慎重すぎる、頑固、ヒステリック
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この「02 女教皇」は、鑑定中、「何か解決策を探る」必要があるような場面によく登場します。
そんな時には、クライアント様に対して、「トラブルの原因を立ち止まって考える」、「落ち着いて解決策を練ってみる」といったアドバイスを提示して差し上げるといいでしょう。
ただし、逆位置の場合は、「悲観的すぎたり、慎重すぎたりするのは良くありません」などのアドバイスが必要になってきます。
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