依頼に際して準備しておくと良いもの(イラスト編)

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デザイン・イラスト
こんにちは、はっしーです。今回はLive2Dのイラストの依頼の仕方がわからないとよく質問をいただくので、60件ほどイラストの依頼経験(その中でLive2Dは15件ほど)がある私の経験から依頼のポイントをまとめていきたいと思います。

大まかに必要な要素は以下の5点になるかと思います。

1.仕様
2.使用用途
3.予算
4.納期
5.制作物の内容

今回は制作物の内容に話を絞ったうえで、内容を伝えるために必要な要素と資料の集め方についてまとめていきます。

要素1 キャラクターの外見


 以下の要素につきましては、簡単にまとめておく必要があります。

・性別
・身長
・体型
・服装(現代風、近未来風、西欧風。ファンタジー等々)
・髪型
・目の色、形
・口の形(歯の形なども。八重歯など)
・眉の形
・種族(人型以外のものでもOK。例外あり)
・イメージカラーや配色

さらに文字情報だけではなく、スクリーンショットやイメージに近い服の画像などがあれば参考資料として提出いただけますとイメージが伝わりやすくなります。

また、特にこだわりが強いものがある場合には簡単なラフを提出するのも効果的です。しかし、イラストを上手く描けないという方もいらっしゃるかと思います。そこで、ペンなどを用いない方法で伝えることを考えるとよいかもしれません。

最近はインクスケープというマウスや図形などを用いてイラストを作成できる無料ツールなども増えてきましたので、それらのツールを用いて作図するか、定規などを用いてイメージに近いものを作成いただけますと要望が伝わりやすいかと思います。

また、配色等につきましては、配色図鑑などが本やWEBなどの媒体を問わずにありますので、そちらを参照しつつ提出いただけるとよりイメージに近いものとなるかと思います。


要素2 性格と生い立ち


性格と生い立ちについては、要素1で伝えきれなかった外見についてのものを絵師様が補完するために大変重要な情報です。こちらについては、小説の書き方の本やラノベの書き方の本の中にある登場人物の作り方などを参考になさるとよいかと思います。

私の場合は、自分をモチーフにしているため、自己分析ツールなどを用いて性格をまとめておりました。

ここまで読まれて、たくさん準備が必要で骨が折れるなと思われるかと思います。しかし、大切なアバターとなりますので、このような下準備の方も入念に行うと愛着がわいてくるのではないかと思います。

一人でここまで考えるのは無理だという方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は一から相談していただける絵師様を探されるのもよいかもしれません。

ただし、相談という工程が発生するためにキャラクターデザイン料が追加で必要となるかと思います。この費用について抑えたい場合は上記の方法でできる限り資料を集めておきましょう。

今回は以上となります。より詳しく知りたいなと思いましたら、お気軽に私のDMにお問い合わせください。

次回はモデリングに際して準備しておくとよい資料についてまとめる予定です。

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