お盆に息子に会えるかな?

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コラム
お盆が近づいてくるたび、そわそわする自分がいる。
年に一度、いや、それすら叶わないこともあるけれど、
「もしかしたら今年こそ、息子に会えるんじゃないか」
そんな希望が、心のどこかで小さく灯る。
昔は一緒にスイカを食べた。
小さな手で必死に持って、種を飛ばすのが上手くなって、
笑いながら「パパ見てて!」と叫んでいたあの夏。
記憶の中の息子は、今もずっと無邪気な笑顔のまま。
けれど現実には、簡単には会えない。
距離も時間も、言葉にしづらいすれ違いもあって、
連絡ひとつ取れないまま、月日だけが過ぎていく。
だけど、お盆って不思議だ。
亡くなった人だけじゃなくて、
「会いたいけど会えない人」に心が向く季節なんだと思う。
家族と向き合う時間。
後悔も、願いも、胸の奥から浮かび上がってくる。
今年は、どうだろう。
何かの拍子に連絡が来るかもしれない。
ふと訪ねてくるかもしれない。
期待しないようにしていても、
どこかで準備している自分がいる。
いつでも帰ってこれるように。
ちゃんと話せるように。
笑顔で迎えられるように。
もし叶わなかったら、それでもまた来年を待とう。
それが今の自分にできる、たったひとつの「希望」だから。

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