こんにちは、タロットリーディングをしているルースです。
カップ6のカードも、
非常にリーディングが難しいと感じるカードです。
カードのニュアンスや意味が、
言語化しにくいカードというのもあります。
そういう時はこんな感じ、こんな世界観、
こんなイメージというつかみ方をします。
カップ6は人生の中での、古き良き、思い出。
ペンタクル6のような格差、生活苦、どう生きていくのか、
そういう現実問題を一切気にすることのない、
守られていた子供時代のような瞬間の象徴です。
このカードは今ではない、今はもうない過去 への、
郷愁(ノスタルジー)のカードです。
しかし「あの頃は良かった」とやさぐてしまっている、
というわけではありません。
あなたにとってそういう良かった、純粋な過去や気持ちを、
今、思い出すことが大事な時ですというメッセージです。
荒井(松任谷)由実さんの歌に、
「やさしにさ包まれたなら」という有名な歌がありますね。
その歌の歌詞に、
小さい頃は 神様がいて 毎日愛を届けてくれた
心の奥にしまい忘れた 大切な箱 開くときは今
中略
やさしさに包まれたなら きっと 目に映る
すべてのことはメッセージ
という箇所があります。
その歌詞を見て、カップ6のカードを見ると、
このカードはこの歌のような世界観や
ニュアンスではないかな?
まさに、この歌のような子供時代へのノスタルジー、
のようだと感じました。
こうして、言語化の難しいカードは、
単語のような意味で捉えるのではなくて、
カードをニュアンスや世界観で捉えるようにしています。
この歌の世界観をどういう言葉で表現し、受け取るのか、
それはあなたの自由であり、あなたの感性次第です。
ユーミンの歌を聴いて、何を感じるかと同じです。
どんなやり方をしてもいいんですよ、
その自由さがタロットの醍醐味だと思っています。
常に絵から読み取ることが大事 です。
絵からイメージし、何かとリンクさせて雰囲気をつかむ。
絵から「読み取る」のがリーディングです。
タロットリーディングについてのご質問やコツなど、
お答えしています。
よろしければ、どうぞ。