占いを始めたばかりの頃、時々評価コメントに「上げ下げがない占い師」と書かれることがありました。でも当時の私は、その言葉の意味がよく分かっていませんでした。「上げ下げって何だろう?」でした。
しばらくして意味が分かりました。良いことばかり言って気分を上げたり、悪いことばかり言って不安にさせたりしない、ただ出た結果をそのまま伝える占い師という意味なんですね。
今も上げたり下げたりするつもりはありません。カードで出たこと、そこから読み取れることを、そのまま伝える。それだけです。
プロフィール欄でも、具体的という項目にチェックを入れていると思いますし、鑑定前にも「期待した結果にならないことがあります」と一文を書いて送っています。
それなのに、評価コメントに「厳しい結果でした」「ハッキリ言われました」と書かれてしまうことがあります。
正直に言うと「なぜ私のところへ相談に来たのだろう」と思うことがあります。世の中には、優しい言葉をたくさんかけてくれる占い師さんもいますし、相談者の気持ちが軽くなるように、良い方向の言葉を中心に伝えてくれる占い師さんもたくさんいます。それはそれで、とても大切な役割だと思います。
でも、私の鑑定は少し違います。
カードに基づいて話をしますが、出てくる内容はとても現実的です。きれいな言葉ばかりではありません。時には、あまり聞きたくない内容が出ることもあります。でも、それも含めてカードが出しているメッセージだと思うので、私はそれをそのまま伝えています。
占いは、未来を良い気分にするためだけのものではなく、これからどう動けばいいのか、何に気をつければいいのか、現実をどう見たらいいのかを知るためのものだと思っています。
それを「厳しい」と感じる人もいると思います。でも私は、厳しくしているつもりはありません。怖がらせたいわけでも、傷つけたいわけでもありません。ただ、感じていること、カードから伝わることを、できるだけそのまま伝えているだけです。
なんなら現実をちゃんと知った方が、人は次にどうするかを考えられると思っています。良いことしか言われなければ、その場は気持ちが楽になるかもしれません。でも現実が変わらなければ、また同じ悩みで苦しむだけです。
だったら、少し厳しく聞こえたとしても、現実に役に立つ言葉を伝えたい。どうすれば状況が良くなるのか、何を変えた方がいいのか、そこまで一緒に考える鑑定をしたい。私はそう思っています。
だから、お願いがあります。
相談を申し込む前に、プロフィールや鑑定スタイルを、できればしっかり読んでから来てください。私は、優しい言葉だけを並べる占い師ではありません。でも、現実を見ながら、これからどうすればいいのかを一緒に考える占い師です。
厳しいのではなく、現実的なだけ。
それが、私の鑑定だと思っています。