先日、あるお母様とお話をしていて、あることに気がつきました。
『我慢とケジメが必要』という話が、
『我慢ができれば何でも直る‼️』
『気合いと根性で何でも克服できる‼️』
という完全な精神論として伝わってしまっておりました。
私の言葉不足で誤解を招いてしまい、大変申し訳ありませんでした。
私がお伝えしたいことは以下のことです。
①ADHDなどの診断を受けている場合に、その症状のすべてを我慢とケジメで解消できると言っているわけではない。
②特性が強いことから躾の部分で強く踏み込めず、特性の強さから来ているのか?躾の甘さから来ているのか?どちらがはっきりわからない時に、授業の中で緻密に様子を観察しながら、少しずつ我慢やケジメを教えることで、ミスを減らし点数を上げる。
病院で診断されている以上、その特性はあります。ある前提で進めます(最近は誤診が多いと聞きますが、そこの真偽は私には判断できません)。
その上で、長年の経験から感じる
『もう少し我慢して粘らせても大丈夫だな』
『一度叱って、ケジメを教えさせても大丈夫そうだな』ということを実践します。
このようなことを毎回の授業の中で何度も何度もやって、コツコツ我慢とケジメを教えていきます。
この作業は地味に効果があります。
もちろん特性のない子に比べれば、注意力は散漫になりますが、その子を基準に考えるとかなり成長するんです。派手さはないのですが、ミスは確実に減りますので合格しやすくなります。合格する子は難問をバンバン解ける子よりも、ミスをしない子です。このような地道な作業を繰り返してミスを減らすことで、今まで届かなかった学校の合格が見えてきます。
このように、その子の性格や特性を前提に、そこから少しずつ成長させていくために、『我慢やケジメ』が大切になると思っています。
特性があろうとなかろうと、その子に合わせて無理のないように、ギリギリのところを攻めます。生徒との信頼関係を築きながら、ギリギリのところを攻めるので伸びるのだと思います。どこがギリギリなのかを判断する能力は、多くの生徒さんを教えてきたことで自然と身についてきました。
特性が強いと攻めるのが怖くなります。
ただ、特性が強いと躾が甘くなることがあります。
『特性から来る限界なのか』
『躾の甘さから来るわがままなのか』
どちらかわからない曖昧な点が多いので、
今までの経験から学んだことをもとに、ありとあらゆるところにセンサーを立てて、緻密に丁寧に接するようにしています。
この作業を徹底して行うからこそ、能力以上の学校に合格できるのだと思います。
今日も地道にコツコツ頑張ります!