カーモデルの場合、一般的にはボディは一つのパーツから成っており、そのまま塗装して組んでいくのですが、このキットは車が特殊な形状をしているため複数のパーツから組み立ててボディとなります。
複数の部品を組んでいくわけですから、実車にはない接着線というものが生じてしまいます。
プラモデル制作の場合、この接着線を消していく作業がきれいな完成品に近づく一歩となります。
パテや専用の瞬間接着剤で埋めてヤスリで均す事により、塗装すれば分からなくなるという方法になってきます。
どの接着線も消せばいいのではなく、実車でパネルの継ぎ目となっているところは消す必要がありませんから、その辺りのリサーチも必要になってきます。
ヤスリをかける際も元々のボディラインを壊さない様にかけてやらなくてはいけません。
またこのキットはそのままでは接着が非常に弱いところもありますから、特殊な接着方法も必要になってきます。
塗装後に埋め込むリベットの準備をこの段階で行なっておきます。