自我と欲を捨て、内面を充実させる自分磨きを
天中殺期間は何をしても報われないことが多いですが、だからこそ無理をしても、動きたくなる、という逆転現象が起きやすくなるのが人の心の弱さでしょう。でも、状況が悪いときこそ、じっと耐えることが必要なのです。
自分からアクションを起こしたり、誰かの手助けを求めるなど周囲の力を当てにする行為は、全て空回りすると心得てください。また、何かを形にしたり、後に残るものを手に入れようとすると、必ず後々不満の種になるのが天中殺です。
とくに、お金儲けやギャンブル、自己顕示欲に走ったスタンドプレー、名誉欲を満たすための自己PRなど、自分の満足や欲の為に動く行為はことごとくNGアクションです。極端な場合、しゃにむに仕事に打ち込むというのも、そのことでお金儲けや昇進をもくろんでいるなら、たとえ意識的にそのことを考えなくても、結果的に本人にとってデメリットとなるNGアクションなのです。
では、天中殺期間は何もできないのかというと、そうでもありません。先祖の供養のためにお墓を建立する、神社仏閣へのお布施や寄進、募金などの社会奉仕やボランティアなどは何の障害もありませんし、普通に貯金することも、お中元やお歳暮のやり取りも大いに結構です。利益抜きなら世話役や役員を受けることもOKです。
要は、その目的なのです。善意の募金はOKでも、富を誇示するためならNGです。人から頼まれて役目に就くのはOKですが、自らが役につきたくて活動に参加するのはNGというように、自分有利のためにアクションをおこすことは全て災いを引き寄せるといっても過言ではありません。
一番良いのは、天中殺期間は身を慎んで、欲も名誉も捨てて隠居生活を送ることですが、現実的には無理な話です。せめて私利私欲を捨て、内面の充実させること。自分の生きる意味や役割について考えながら、流れに身をゆだねてください。
どんなことでも真剣に受け止める姿勢で日々を過ごせば、心の乱れも少なくて済むでしょう。あせりや迷いは厳禁です。どんな嵐も、身を低くしていれば、やがて過ぎ去ります。力まず自然体で自分自身を見つめる時間・・・・それこそ、天中殺期間がくれた人生をステージアップさせるための最高の贈り物です。上手に過ごして、天中殺明けの幸せにつなげましょう。
次回からは、人生の中でだれもが経験する事例をあげます。天中殺期間にこれらの行動をとるときの参考にしてください。