心の勉強をしていると、
「こころをオープンに開きなさい」
というメッセージを受けることがあると思います。
オープン?とはどういうことをすればいいの?
感じやすくリラックスしていることかな?
フィーリングに敏感になること?
ゆったりしてたら「言葉」がおりてくるとか?
などなど、いろいろ試行錯誤してしまいます。
本日も、その言葉を受け取りました。
その時、思ったんです。
「条件付けないこと」
あ、そいういうことか。と気づきました。
心をオープンにしていると、いろんなチャンスがやってきます。
その時に、自分の中で「条件付け」していると、
これはダメ、あれはダメ
と、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
「こころをオープンに」という間接的な表現にとどめて、
自分で気づかせる。
これが、本当の意味での気づきのレッスンなのだと思います。
自分でやるからこそ、自身の向上につながります。
ただ、人から言葉をもらうだけでは、知識しか増えません。
気づきのメッセージは常に間接的です。
人生はその人のものだから、必要以上には手出ししません。
よく、予言の書なども、抽象的であったりします。
それはヒントであって、自分で気づくことが大事だからだと思います。
心理カウンセリングもそのような側面があります。
認知療法を開発したベックも、
研修に来た若いカウンセラーに対して、
「それはあなたが言うべきことではない。クライエントが気づくことだ」
とアドバイスをしていたことがあります。
全ては自分から。
ゲシュタルト療法でも
スタート フロム ウィズイン(自分から始める)
という言葉があります。
そこに気づくと、さらに視野が広がっていくことでしょう。