やる気が出ない

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ある方が、こんな事をおっしゃっていました。
「何かやろうとしても、やる気が出ないというか・・・」
「これをやろう、あれをしなきゃと思うんですけど、頭で考えると、でも、こなこともあるし・・、あ~やっぱり無理だなぁなんて結論になって、結局行動に移れないんです。」
例えば、転職活動をしようと探してみるのですが、過去の嫌な思い出や自分の能力の低さが頭をよぎって、「どうせ、また同じことが起こるし・・」と自らの頭が未来を決めてしまって、結局、「やっても無駄」と行動しない。
このようなとき、何が起こっているのでしょうか。
心理学では、自分をメタ認知(斜め上から見る)ことが大事と言います。
これは文章にして伝えているので、わかりやすいと思うのですが、
「自分で自分の行動を制限している」
ということに気づくと思います。
(当の本人は本当に意味で気づいていないので、ぐるぐる同じような事を繰り返します。)
一見、「やる気が出ない」
と聞くと、体調が悪いのか、
または、計画を立てるのが苦手なのか、
などなど、思いつきます。
そのようなことも実際あると思います。
しかし、よくよく話を聞いてみると、
「自分に縛られているだけ」
のことが多いですね。
過去の経験により、未来を「勝手に」決めてしまっている。
要はあきらめてしまっている。
もうちょっと、深く言うと、
もう傷つきたくない
とか、
「ダメな自分に直面したくない」
とか、
「失敗をするのが怖い」
などが隠れていると思います。
「やる気が出ない」
の裏側を自分なりに探ってみることが重要です。
相談者は、最初はなんとなく気づいています。ただ、直視できないだけです。
しかし、年月が経過していくと、
その本心すら忘れて、本当に「やる気が出ない」
状態のみが表面に表れてきてしまい、
「どうしてだろう?」
と本気で悩みます。
いつの間にか、「やる気が出ない」面が大きく育ってしまったのですね。
そうすると、その奥にある本心にはたどりつけづらくなります。
これを解消するのが心理療法であり、
本音に気づくワークショップだったりします。
だから、「ありのままみつめる」ことがとても重要になります。
最初からありのままに自分を受け入れていれば、
「やる気が出ない」面はこんなに大きく育ちません。
また、育ったとしてもいったん、そこから離れて客観的に自分を見ることができれば、本心に気づけます。
一人では難しい時には他の人と自己探求をしていく方法もあります。
これが一種のカウンセリングであったりします。
心理カウンセリングでは、「答えは自分の中にある」
とよく言いますが、実はこのようなことですね。
自分を操っていたのは、実は自分だった。
そんなことで、本来輝ける自分の才能を押さえつけないでくださいね。
本来の自分を取り戻したとき、素晴らしい人生が待っていると思います。
是非、自己探求を!!
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