息をすることは、生きること

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皆さま、新年あけましておめでとうございます。
今年も引き続きよろしくお願いいたします。

お正月はゆっくり出来ましたか?

私は占い鑑定とスクールが入っていましたが
合間に海を眺めてリラックスできました。

お腹の底から深呼吸して、新しい空気を吸い込んで…
私が起きたら必ず行う日課です。


赤ちゃんが外へ出て、一番最初にすることは何でしょう?

息を肺いっぱいに吸い込むことです。

ここで呼吸が出来なければ、
赤ちゃんは生きていけません。

力の限り息を吸い込み、大声で自分の存在を知らせる。
あの最初の一声が、命の声だと感じます。

生きることは、息をすることです。


「生きる」と「息(いき)」は
元々同じ言葉であったと考えられています。


身体に必要な酸素を取り込み、
二酸化炭素を吐き出す。

新鮮な酸素が身体に行き渡れば、
頭がスッキリし、心も安定します。

こんな大切な作業を、私たちの身体は
いとも簡単に、自動的にやってくれています。


考えなくても呼吸は出来ますが、
少し意識して深く呼吸できるようになれば、
心を落ち着けることも出来る様になります。

呼吸を意識することは、自分の命を意識することです。


ストレスなどの影響で、交感神経が優位になりすぎると
必要以上に酸素を取り込もうとして、過剰運転してしまいます。

心臓はドキドキ、呼吸が浅く早くなり
過呼吸になって倒れてしまう場合もあります。

怒ったり、泣いたり、精神が不安定な時、
肩でハァハァと浅い息をしていますね。
自律神経の乱れている人も、呼吸が乱れがちです。


自分の呼吸が浅いな、と感じたら。

お腹から深く息を吐いて、吐ききって、
お腹いっぱいに新しい空気を吸い込んでください。

10回ぐらい繰り返せば、良い運動になりますし
心も落ち着いてくるでしょう。


呼吸が浅いと、十分な酸素が脳に行き渡らず、
思考に霧がかかったようになります。

そうなると
ネガティブな考えから抜け出せなかったり
短絡的な行動を取ったりする危険があるので、
まずは深呼吸しましょう。

「落ち着いて、あなたはそんなに弱くないはず」と
自分に言い聞かせて、深呼吸。


笑ったり、歌ったりする時、お腹から息を出しますね。
笑い過ぎるとお腹が痛くなったりして。

腹筋を使った深い呼吸ができるように
日頃からエクササイズに取り入れてみましょう。

お腹の底から深く呼吸をすると、
副交感神経の働きが活発になり、
精神的に安定するのです。

横隔膜も鍛えられて、健康にも良いです。


口で呼吸する人もいますが、鼻と違い
細菌やウィルスを止めるものが何も無いので
吸うときは特に鼻呼吸を心掛けましょう。


ヨガや座禅をすると、最初に呼吸を習いますね。

それが一番の基本であり、重要であるからです。


私が実践している基本的な腹式呼吸を
お教えしますので、ぜひ試してみてくださいね。

基本的な腹式呼吸の方法:

立っても、座っても、横になっても良いです。
楽な姿勢で行ってください。

お布団の中で、お風呂で、椅子で、
お仕事の休憩時間に、取り入れてみてください。

・口を閉じ、鼻からゆっくりと息を吸う。
 一気に吸い込まず、少しずつ。
 光が身体に満ちていくようなイメージで。
 お腹に手を置いて、下腹が膨らんでいくのを感じて。

・口を小さく開けて、ゆっくりと息を吐く。
 時間をかけて、糸を吐き出すようなイメージで。
 少しずつお腹の中の空気を出し切ります。
 お腹に手を置いて、引っ込んでいくのを感じて。

吐く方が吸う方より倍ぐらい長いと理想的。

最近はメディテーション用アプリもありますから、
使ってみても良いと思います。


姿勢も呼吸に大きく影響を与えます。

胸郭が広がれば、肩こりも減り
呼吸もしやすくなりますよ。

立った状態か座った状態で腕を下に垂らし、
外側にひねっていくと、胸郭も開いていきます。

姿勢矯正クッションやベルトも色々ありますから
試してみてはいかがでしょうか。


こまめにストレッチと深呼吸で
エクササイズとストレス発散!

忙しい毎日を乗り切っていきましょう。


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