許すということ

記事
学び
今年も、もう終わろうとしています。

新しい出会いがあり、別れがあり
色々な方にお世話になりました。

ありがとうございます。

これを読んで頂いている皆様も
いつもありがとうございます。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。

「ありがとう」は素敵な言葉です。

「ありがとう」と唱えるだけで幸せになれる、
なんて、一昔前に流行りました。

今も唱えていらっしゃる方も多いでしょう。

お世話になっている人、
ふと思い出した昔の友人、
家族、恩人、ご近所さん…

たくさんの人の支えがあって、私はここにいます。

この時期は特に、「ありがとう」をたくさん贈ります。

でも、関わりたくない人や、こじれた関係のまま
連絡を絶った人には、ありがとうと言いづらいですね。

でも、あなたを苦しめている人間関係に
正面から向き合うことで、運気が変わります。

暴力やハラスメントを受けた場合は
法的措置に出るなど行動に移すことができますが、
気に障ることをちょっと言われたことが忘れられず
「何でそんなこと言われなきゃいけないの?」と
何日も腹を立てるのは、もったいない気がします。

なぜ、そんなに腹が立ってしまうのでしょう?

自分の地雷、怒りの許容範囲を知りましょう。

その怒りの裏に、別の感情が潜んでいるかもしれません。

昨今、不満をずっと抱えたり、許せない怒りを
感じてしまうことが良くありますね。

でも、怒りが長引けば長引くほど、損をするのは自分です。

何度もその怒りを思い出し、さらに怒りを溜めていると
全てがネガティブに見えてしまい、
自分の運気もずるずると下がってしまいます。

繊細な人ほど細部まで気づき、人も自分と同じぐらい
気を配って空気を読んでくれる…と期待してしまうところが
あると思いますが、残念ながらそんな事はありません。

中庸の心で、期待値はゼロにして人と接するようにしましょう。

家族や親しい人以外から言われた心無い一言は
気にする必要がありませんね。

個人的にとらえず、「こういう人なのかな」とか
「何か大変なことがあったのかも知れない」と
客観的に見て、怒りを持ち越さないようにしましょう。

また、
全てが自分への攻撃に思えてしまう人は
自己肯定感が低いのかもしれません。

得意なことや人より秀でているものが無いと、
人より劣っている気がしてしまい、ちょっとした
言葉で自分がバカにされていると思ってしまう。

SNSがこれだけ浸透して、他人の評価に
常に晒される世の中になりましたから、
他人の評価で自分の価値が決まる…
と思ってしまうのも仕方ありません。

でも。

あなたは、生まれただけで価値があります。
あなたの存在自体が素晴らしいのです。

・私はここにいても良い
・私は今生きていて良い
・私は生きているだけで価値がある

と毎日アファメーションしてみましょう。


自分の間違いに厳しすぎませんか?
他人の間違いも許せないところがありませんか?

誰でも間違いを犯します。
間違いを認め、謝ったらその件は終わり。

「あの時、間違えたから」といつまでも責めるのは
もう止めましょう。

自分を徹底的に許しましょう。
そうすれば他人も許せるようになります。


私も若い頃は、自分の間違いから抜け出せず
他人の言動に日々イライラしていました。

毎日アファメーションして、中庸を心掛け、
自分に集中するようにしたら、
もつれにもつれていた糸がするすると
ほどけるように気が楽になりました。

それでも腹が立つことがあったら、
「私、こういうことで腹が立つんだな。
教えてくれてありがとうございます」
と逆に感謝したりして。

ネガティブな人、攻撃的な人とは
距離を取ることも必要です。

自分の許容範囲が分かってきたので、
長く悩むようなことが無くなりました。

「弱い人間は他人を許すことができない」
ガンジーの言葉です。

全てを個人的に捉えず、受け流す。
人は間違いを犯すものだと理解し、許す。
ネガティブな人、攻撃的な人から離れる。
自分はいるべき場所にいる。

来年は、絶対にもっと良い年になります!

今年もありがとうございました。

皆さま、素敵な年末年始をお過ごしくださいませ。


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