情報には重要度をつける

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コラム
「インフォデミック(infodemic)」という言葉もあるように、近年は情報の異常繁殖とでもいうべき情報過多社会となり、役立つ道具的情報よりも " 掃いて捨てるべし " 情報の方が多いのではないでしょうか。

商品レビューにせよチャットのコメントにせよ、言葉の劣化、児戯のような言葉があふれかえっていることには辟易するし、なによりそうした言葉はまともな情報として機能しません。つまり「情報にあらず」というものです。

『論語』にこういう言葉があります。
礼に非ざれば聴くことなかれ
礼にかなった言葉でなければ聴かなくてよい、というような意味です。
匿名で誰かを揶揄したり罵詈讒謗するような言葉は聴かなくてよいということです。「礼にかなっているかどうか」ということが基準なので、その他この他、聴くに値しない言葉は挙げれば枚挙に暇がありません。

インフォデミック時代には情報に重要度をつけなければ、それこそ " 掃いて捨てるべし " 情報 " もどき " に貴重な時間や意識を浪費してしまいます。頭の中で情報のランク付けをする時は、普段、仕事で使うようなマトリクスがそのまま併用できます。

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緊急度(x)重要度(y)のマトリクスに、空間的に情報を配置してみます。たとえば、「生存や幸福に資する情報」は重要度、緊急度共に最重要です。

反対に「真偽の分からぬ噂や罵詈讒謗の類」あるいは「自身に関係のないゴシップや広告等」は重要度、緊急度共に最低ランクです。

重要度はそれほどでもないが緊急度が高い「一過性だが役立つ情報」というものもあります。たとえば、アロンアルファで指と指がくっついてしまった場合どうしたらいいのか、という問題はすぐに解決のための情報を得る必要がありますが、二度、三度と起きるミスではないでしょう。

近い将来役立つ情報は緊急度は高くありませんが、重要度は高いでしょう。しかし将来のことは確実性に欠くため、今現在の建設的活動に役立つ情報より重要度は低い。

こういった感じで、目にした、耳にした情報を自動的、瞬間的にランク付けしていくと、自分にとって価値のある情報に意識を割き、価値のない情報は即脳内シュレッダー行き、となって頭の整理整頓に役立ちます。


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