WordPressの画面に、英語で次のようなエラーが出ることがあります。
Fatal error: Allowed memory size of 〇〇 bytes exhausted
「使ってよいメモリを使い切りました」という意味のエラーです。
ページが途中で切れたり、真っ白になったり、管理画面の一部だけが開けなくなったりします。
この記事では、エラーの意味と、すぐに「メモリを増やす」前に確かめたいことをまとめました。
■メモリ不足とは
WordPressは、ページを作るたびに、サーバーの作業場(メモリ)を少しずつ使います。
使ってよい量には上限があり、それを超えるとこのエラーで止まります。
上限が小さすぎることもあれば、何かが作業場を使いすぎていることもあります。
どちらなのかで、直し方が変わります。
■エラーの文から分かること
エラーの文には、どのファイルで止まったかが書かれています。
・「plugins」のあとに名前があれば、そのプラグインの処理中に止まった
・「themes」のあとに名前があれば、そのテーマの処理中に止まった
止まった場所が原因とは限りませんが、大きな手がかりになります。
エラーの文は、そのまま写真に撮るか、コピーして残しておきましょう。
■増やす前に確かめること
・いつから出ているか
直前にプラグインを入れた、更新した、画像をたくさん載せた、などの心当たりがないかを思い出します。
・決まった操作のときだけか
画像のアップロード、データの書き出し、特定のページを開いたとき、など。
決まった操作だけで出るなら、その操作にかかわるプラグインが原因のことが多いです。
・サーバーのプランの上限
サーバーのプランによって、増やせる量に限りがあります。サーバーの管理画面で、PHPの設定の項目を見てみましょう。
■直し方の考え方
1. 心当たりのプラグインがあれば、止めて様子を見る
2. それでも出るなら、使ってよいメモリの量を増やす
3. 増やしても出るなら、どこかで作業場を使いすぎていないかを詳しく調べる
増やす方法は、サーバーの管理画面の「PHPの設定」で変えられることが多く、
WordPressの設定ファイルに1行足す方法もあります。
設定ファイルは、1文字の間違いでサイト全体が止まるので、慣れていない方は触らないでください。
■ファイルを触れない人が、取れる手段
・管理画面に入れるなら、心当たりのプラグインを「停止」にする(消さずに止めるだけなら、元に戻せます)
・サーバーの管理画面に「PHPの設定」があれば、メモリの上限の項目を見て、今の値を控える
・サーバー会社のよくある質問で、プランごとの上限を確かめる
・ここまでで分からなければ、控えた情報を添えて頼む
■頼むときに伝えること
・エラーの文の写真(「plugins」などの部分が写るように)
・出た日時と、どの画面で、何をしたときに出たか
・直前に入れたり更新したりしたもの
・契約しているサーバーと、プランの名前
■やってはいけないこと
・とにかく大きな数字にして、原因を探さずに済ませる(使いすぎの原因が残り、また止まります)
・エラーの文を控えずに、画面を閉じてしまう
・設定ファイルを、バックアップなしで書き換える
■自分で確かめるチェックリスト
・エラーの文を写真かコピーで残した
・エラーの中のプラグイン名・テーマ名を見た
・いつから、どの操作で出るかを書き出した
・直前に入れたもの、更新したものを思い出した
・サーバーの管理画面で、PHPの設定の項目を見た
■よくある質問
Q. 管理画面に入れません。
A. 管理画面も止まっているときは、サーバー側でプラグインを止める作業が要ります。慣れていない方は相談してください。
Q. メモリを増やしたら直りました。これで大丈夫ですか?
A. 直ったなら一安心です。ただ、急に出始めたなら、原因のプラグインなどが残っていないかを一度見ておくと安心です。
Q. ときどきだけ出ます。
A. アクセスが重なったときや、重い処理が動いたときだけ足りなくなっていることがあります。
Q. サーバーのプランを上げたほうがいいですか?
A. 上限がいっぱいまで使われているなら、検討の価値があります。原因を確かめてからでも遅くありません。
Q. 英語のエラーが怖いです。
A. エラーの文は、原因を探す大事な手がかりです。そのまま控えて伝えていただければ十分です。
■直してほしい方へ
ご自分で直せる方は、この手順で十分です。
「設定ファイルを触るのが不安」「増やしても直らない」という方には、WordPressの不具合の修正をお受けしています。
エラーの文の写真をお送りいただければ、話が早く進みます。
WordPressの修正・不具合を解決します