就労継続支援B型、黒字になるのは1日何人から?

記事
ビジネス・マーケティング
就労継続支援B型を始めたい方から「何人集まれば黒字になるのか」という声をよく見かけます。定員20人のモデルで試算してみました。
■試算の前提(定員20人の新規開設)・職員配置は6:1、配置の余裕を見て基準の1.2倍の職員を置く・代表者が管理者、サービス管理責任者は別に雇用(月給32万円)・月22日開所、家賃25万円、送迎あり、地域区分は「その他」(1単位10円)・令和8年6月以降の新規指定なので、基本報酬は1000分の984・7か月目以降の平均工賃は月1万8千円(報酬区分は「1万8千円以上2万円未満」)・処遇改善加算はⅣ(7.4%)。加算分は職員の賃金に回す計算
この条件だと、利用者1人1日あたりの給付費は、加算と処遇改善を含めて約7,900円です。
■1日の平均利用者数ごとの月の損益(目安)・10人:売上 約203万円、費用 約215万円、赤字 約13万円・11人:売上 約223万円、費用 約225万円、ほぼ収支トントン・12人:売上 約243万円、費用 約234万円、黒字 約9万円・15人:売上 約304万円、費用 約261万円、黒字 約43万円・20人(満員):売上 約405万円、費用 約307万円、黒字 約98万円
このモデルでは、黒字になるのは1日12人前後からです。放課後等デイサービス(定員10人で9人前後)に比べると、必要な人数は多くなります。
■B型ならではの注意点・開業から6か月間は、報酬が一番低い区分(平均工賃1万円未満)で計算されます。このモデルでも、単月で黒字になるのは6か月目でした・工賃は、生産活動(作業)の売上から払うのが原則です。給付費を工賃に回すことはできないので、作業の仕事を開業前に確保しておく必要があります・毎日来る人ばかりではないので、1日12人を確保するには、契約者は16人前後が目安です(出席率75%の場合)
※数字は一つのモデルでの試算です。家賃や人件費、工賃、地域区分で大きく変わります。
今回の試算に使った「就労継続支援B型 開業の事業計画+収支Excel」を出品しています。工賃を作業の利益で払えているかも毎月チェックできます。ご自身の計画に合わせた個別の作成もお受けしています。
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す