放課後等デイサービス、黒字になるのは1日何人から?

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「放課後等デイサービスは儲かる」と聞くことがありますが、実際は1日に何人来れば黒字になるのでしょうか。開業を考えている方向けに、ひとつのモデルで試算してみました。
■試算の前提(定員10人の新規開設)・代表者が管理者と児童発達支援管理責任者を兼ねる・児童指導員・保育士は常勤換算2人、加配の職員を1人追加(児童指導員等加配加算を算定)・平日19日(支援時間1.5〜3時間が中心)、学校休業日5日の開所・送迎あり、家賃15万円、地域区分は「その他」(1単位10円)・令和8年6月以降の新規指定なので、基本報酬は1000分の982・処遇改善加算はⅣ(11.9%)。加算分はそのまま職員の賃金に回す計算
この条件だと、子ども1人が1回利用するごとの報酬は、加算と処遇改善を含めて約9,300円になります。
■1日の平均利用人数ごとの月の損益(目安)・7人(稼働率70%):売上 約157万円、費用 約179万円、赤字 約21万円・8人(稼働率80%):売上 約180万円、費用 約181万円、ほぼ収支トントン・9人(稼働率90%):売上 約202万円、費用 約184万円、黒字 約18万円・10人(満員):売上 約224万円、費用 約187万円、黒字 約37万円
このモデルでは、黒字になるのは1日9人前後、稼働率でいうと90%前後からです。費用の大半は人件費で、利用が少ない日でも職員の配置は減らせないため、利用人数が少し減るだけで赤字に転じます。
■稼働率を上げるために考えておくこと・契約児童数は定員の3倍前後が目安です。週2〜3回の利用が多いため、定員10人なら30人ほどの契約が必要になります・平日と学校休業日で利用時間が変わるので、送迎の組み方と職員のシフトが利益を左右します・開業直後は利用者が少なく、報酬は2か月後に入ってきます。このモデルでも、単月で黒字になるのは開業7か月目でした。運転資金は多めに準備しておくのが安全です
※数字は一つのモデルでの試算です。家賃や人件費、地域区分、加算の取り方で大きく変わります。
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