こんにちは、ツボ社長です。
宅建士の資格を持ち、不動産会社の代表をしながら、ココナラで不動産の相談を受けています。
「気に入った家があるけれど、少しでも安くならないかな」
「値引きをお願いしたら、売主さんに嫌われないかな」
中古住宅を買うとき、価格交渉で迷う方はとても多いです。
中古住宅は売主さんが個人のことが多く、価格はある程度、話し合いで決まります。
ただ、伝え方やタイミングを間違えると、かえって買えなくなることもあります。
今回は、値引き交渉をする前に知っておきたい3つのことをお話しします。
■ 1. 交渉の「理由」を先にそろえる
理由のない「もう少し安くなりませんか」は、なかなか通りません。
売主さんが納得しやすいのは、根拠がはっきりしている交渉です。
・近くで似た条件の物件が、いくらで売りに出ているか
・内見で見つかった不具合(天井のシミ、古い給湯器など)の修理費の目安
・売りに出てから、どのくらいの期間がたっているか
こうした材料は、仲介する不動産会社の担当者に聞けば、ある程度教えてもらえます。
「この理由で、この金額なら買いたい」と伝えるのが基本です。
※修理費の見積もりを売主に提示する等はやめた方がいいです。良い顔されないです。
■ 2. 希望価格は「買付申込」のときに出す
値引きの希望は、口頭で何度もやり取りするより、買付申込書(買いたい意思と条件を書いて売主さんに出す書面)に希望価格として書くのが一般的です。
・契約の直前になってから値引きを言い出すと、信頼を失いやすい
・一度まとまった価格を、あとから下げてもらうのは難しい
・ほかにも検討している人がいる物件では、大きな値引きの希望が不利になることもある
「いくらなら買うか」は、申込の前に自分の中で決めておきましょう。
■ 3. 値引き額より「総額」と「条件」で考える
価格が数十万円下がっても、買ったあとの修繕費が大きければ意味がありません。
値引きの代わりに、条件で調整するという考え方もあります。
・引き渡しの時期を、売主さんの都合に合わせる
・エアコンや照明などを置いていってもらう
・気になる不具合を、引き渡し前に直してもらう
売主さんにとっても受け入れやすい形を探すと、話がまとまりやすくなります。
なお、どこまで交渉できるかは、物件や売主さんの事情によって大きく変わります。
条件の書き方などは、担当の不動産会社にも確認しながら進めてください。
■ まとめ
・交渉は「理由」とセットで伝える
・希望価格は買付申込のときに出し、あとから下げようとしない
・値引き額だけでなく、修繕費を含めた総額と条件で考える
値引き交渉は「どこまで言っていいのか」が分かりにくいものです。
希望を言いすぎて買えなくなるのも、遠慮して高く買うのも、もったいないですよね。
「この物件、この金額で申し込んで大丈夫?」と迷ったら、お気軽にご相談ください。
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