こんにちは、ツボ社長です。
宅建士の資格を持ち、不動産会社の代表をしながら、ココナラで不動産の相談を受けています。
家を売りに出すと、買いたい人が実際に家を見に来る「内覧(ないらん)」があります。
「掃除はしたほうがいいの?」
「古いところは直してから見せるべき?」
売主さんから、こうした質問をよくいただきます。
内覧は、買う人が「この家にするかどうか」を決める大事な場面です。
ただ、お金をかけて大がかりな準備をする必要はありません。
今日は、内覧の前にやっておきたい3つの準備をお話しします。
■ 1. 片付けて「広く見える」ようにする
買う人は、家具や荷物ではなく「部屋の広さ」を見ています。
物が多いと、それだけで部屋が狭く見えてしまいます。
・床に置いている物を減らす
・玄関の靴は、しまえる分だけしまう
・キッチン、洗面所、お風呂など水回りは特にきれいに
・収納(押し入れ・クローゼット)も開けて見られる前提で整える
住みながら売る場合、完璧にする必要はありません。
「生活感を少し減らす」くらいで十分です。
空き家の場合は、ほこりやカビのにおいがこもりやすいので、内覧の前に窓を開けて風を通しておくと印象が変わります。
■ 2. 「明るさ」と「におい」を整える
内覧で意外と大きいのが、明るさとにおいです。
写真ではわからない部分なので、実際に来た人ほど気にします。
・カーテンを開け、全部屋の照明をつけておく
・切れている電球は替えておく
・ペットやタバコ、料理のにおいは、前日から換気しておく
・芳香剤を強くしすぎない(かえって気になる人もいます)
どれも、ほとんどお金がかからない準備です。
それでも「明るくて気持ちのいい家」という印象は、価格交渉にも影響することがあります。
■ 3. 不具合は「隠さず伝える」準備をしておく
ここが一番大事なところです。
雨漏りの跡、給湯器の調子が悪い、ドアの建て付けが悪いなど、気になるところはありませんか。
「言わなければわからないかも」と思う方もいますが、引き渡しのあとで見つかると、トラブルになりやすいです。
売主には、知っている不具合を買主に伝える責任があります。
・気になる箇所と、いつ頃からかをメモにしておく
・修理した履歴があれば、時期や内容をまとめておく
・不動産会社に事前に伝え、どう説明するか相談しておく
また、内覧の前に大きなリフォームをするのは、慎重に考えたほうがいいです。
かけた費用が、そのまま売却価格に上乗せできるとは限りません。
買う人が自分の好みでリフォームしたいケースも多いからです。
どこまで直すかは、不動産会社と相談して決めましょう。
■ まとめ
・片付けて、部屋を「広く」見せる(水回りと収納は特に)
・カーテンと照明で明るく、換気でにおいを整える
・不具合は隠さず、メモにして事前に伝える
・大きなリフォームは、費用と効果を考えてから
内覧の準備は「お金をかける」より「ひと手間かける」が大切です。
少しの工夫で、買う人の印象は大きく変わります。
「うちの場合、どこまで準備すればいい?」
「この不具合、どう伝えればいい?」
そんな迷いがあれば、お気軽にご相談ください。
現役の不動産会社代表として、あなたの状況に合わせてお答えします。
相続した実家を売る予定の方は、こちらもどうぞ。