住宅購入時の失敗談②

住宅購入時の失敗談②

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コラム

土地の条件を理解せずに購入し、思ったより狭い家になってしまった話


私は戸建て住宅を購入する際、「妻の実家が近い」という理由を最優先に土地を選びました。

子育てや将来のサポートを考えると、妻の実家の近くに住めることは大きなメリットです。そのため、土地選びについては深く検討せず、購入を進めてしまいました。

しかし、今振り返るともっと事前に確認しておけばよかったと感じています。

購入した土地は「セットバック」が必要な土地でした。

セットバックとは、前面道路の幅が一定基準より狭い場合に、道路を広げるために土地の一部を道路として提供しなければならない制度です。簡単に言うと、購入した土地のすべてを自由に使えるわけではなく、一部は建物を建てられないスペースになるということです。

当時の私はセットバックという言葉自体を知りませんでした。また、販売店や住宅会社からも「この部分は使えなくなります」「実際に建築できる面積はこれだけです」といった具体的な説明を受けた記憶がなく、十分に理解しないまま契約を進めてしまいました。

さらに、建蔽率や容積率についての知識もほとんどなく、土地の広さだけを見て「これだけ広ければ十分だろう」と考えていました。

ところが実際に家が完成すると、

 ・思っていたより建物を大きくできなかった
 ・住宅の周囲に中途半端な空きスペースができた
 ・庭や駐車場としても使いにくい場所が残った
 ・あと数畳広ければと思う場面がある

という結果になりました。

もちろん生活に大きな支障があるわけではありません。しかし、毎日暮らしていると「土地選びの段階で知識があれば違う選択ができたかもしれない」と感じることがあります。

住宅購入時は、住宅ローンや設備、間取りに目が向きがちです。しかし、どれだけ理想の間取りを考えても、土地の条件によって建てられる家の大きさは決まってしまいます。

これから建売住宅ではなく土地からの住宅購入を検討される方は、次の点を確認することをおすすめします。

・セットバックの有無
 ・建蔽率
 ・容積率
 ・実際に建築可能な面積
 ・住宅会社が作成した配置図(私は図面を見てもあまりイメージは湧きませ  んでしたが)

私自身、購入前にこれらの知識があれば、別の土地を選んだ可能性もあります。住宅は人生で最も高額な買い物の一つです。

土地価格だけでなく、『その土地にどのような家が建てられるのか』まで確認することで、購入後の後悔を減らすことができます。

土地選びは立地や価格だけではなく、その土地の条件を理解したうえで判断することが大切だと、今になって強く感じています。住宅購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
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