なんとなくしんどい、モヤモヤする…。その気持ち、見逃していませんか?

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理由は分からないけど、なんとなくしんどい。

体が重い。気持ちが重い。なんだかモヤモヤする。

大きな出来事があったわけではない。でも、気持ちが晴れない。

そんな時、ありませんか?

自分では「たいしたことじゃない」と思っていることが、実は負担になっている。

たいしたことじゃないと思っていても、負担は負担です。

まずは、その小さな引っかかりに目を向けてみませんか。

■ 「いつから?」を振り返ってみる

「いつからしんどいんだろう?」
「いつからモヤモヤしているんだろう?」

先週はどうだった?
2週間前は?
1か月前は?

その頃、何か変化はありませんでしたか?

大きな変化でなくて構いません。むしろ、普段なら流してしまうようなことです。

たとえば、

・職場の人の態度が、なんとなく変わった。
・親に同世代の人と比較されて、少し引っかかった。
・最近忙しくて、部屋の片付けができていない。
・少しだけ苦手な仕事が増えた。
・同僚の言い方が、なんとなく気になる。
・寝る時間が、以前より少し遅くなった。

一つひとつは、「これが原因だ」と言い切れるほどのことではないかもしれません。

でも、気になっていることはありませんか?

■ 「たいしたことじゃない」と、自分で片付けていませんか?

「これくらい、小さなこと」
「みんなは普通にやっている」
「前はこれくらい平気だった」

そう思うと、自分のしんどさを見過ごしやすくなります。

でも、みんながやっていることでも、自分には負担かもしれません。

前はできていたことでも、今はしんどいのかもしれません。

たとえば、苦手な仕事が少し増えた。

仕事自体はできる。周りもやっている。だから「しんどいなんて言えない」と思う。

でも、その仕事のある日は朝から気が重い。終わったあとも、いつもより疲れている。

できているからといって、負担がないわけではありません。

「たいしたことかどうか」と「自分がしんどいかどうか」は、別の話です。

■ まずは「本当はちょっと嫌だった」に気づく

「あの言葉、本当は嫌だったんだな」
「あの仕事、思っていたより負担だったんだな」
「平気なつもりだったけど、気になっていたんだな」

まずは、そこに気づくことです。

すぐに解決できなくても、どうすればいいか分からなくても、気づけたらまずはOK。

「こんなことを気にする自分が悪い」と結論を出す前に、自分が何を感じていたのかを確かめてみてください。

小さなことでも、引っかかっているなら、一度取り上げていいんです。

■ 気がかりが残ると、なんとなく心が晴れない

小さな気がかりがいくつか残っている。

それは、うっすら被ったホコリのように、一つひとつは目立たなくても、なんとなく心が晴れない感じにつながることがあります。

何が嫌なのか、何が負担なのか。全部が混ざると、「なんとなくしんどい」としか言えなくなってしまう。

だから、気づいたら、次はその中身を外に出してみます。

■ 頭の中だけで考えず、まず外に出す

外に出すというのは、言葉にすること。

きれいにまとめる必要はありません。

「今日、あの言い方が嫌だった」
「明日の仕事を考えると気が重い」
「片付けができていないことが、ずっと気になっている」

まずは、そのままメモに書いてみる。

そこから、一つずつ分けてみます。

「何があった?」
「何が嫌だった?」
「今も何が気になっている?」

たとえば、親に誰かと比較されたことなら、

「同世代の人の仕事の話をされた」
「自分の頑張りを認めてもらえていない感じがして嫌だった」
「また比較されそうで、話すのが気が重い」

こうして分けると、ただ「親と話すとモヤモヤする」だけだったものが、少し具体的になります。

比較されたことが嫌だったのか。
頑張りを認めてほしかったのか。
また同じことを言われるのが気になるのか。

漠然としていたしんどさの中身が、少しずつ見えてきます。

■ 一人でぐるぐるするときは、聞いてくれる人に話す

ただ、一人で考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまうこともあります。

「あの言い方が嫌だった」
「でも、私が気にしすぎなのかな」
「いや、やっぱり嫌だった」

考えているうちに、余計にしんどくなる。書こうとしても、まとまらない。

そんなときは、話を聞いてくれる人に話してみてください。

すぐに「気にしすぎ」「こうすればいい」と言わず、まずこちらの話を聞いてくれる人です。

「まだまとまっていないけど、聞いてほしい」
「アドバイスより、まず話を聞いてほしい」

そう伝えてから話しても構いません。

話して、聞いてもらって、やり取りする。

その中で、固まっていた気持ちが少し緩み、

「私、ここが嫌だったんだ」
「本当は、こうしてほしかったんだ」
「今はこれが負担になっているんだな」

と、自分でも気づくことがあります。

目の前の仕事や相手を、すぐには変えられないこともあります。

それでも、話すことで、混ざっていた気持ちが整理され、今どうしたいのかが見えてくることがあります。

■ まず気づく。そのあと、外に出す

「たいしたことじゃない」
「みんなはやっている」
「前はできていた」

その言葉で、自分のしんどさを見逃していませんか?

まずは、

「本当はちょっと嫌だった」
「今の自分には負担だった」

と気づくこと。

そのあと、書く、話すことで外に出す。

外に出したものを、一つずつ分けて整理する。

一人でぐるぐるするなら、話を聞いてくれる人と一緒に。

すぐに答えを出す前に、まずは自分が何に引っかかっているのかを確かめる。

そこからじゃないと始まらない。見過ごしている負担は、「たいしたことじゃない」と片付けてもなくなりません。

一人では整理しにくいときは、ご相談ください。

「なんとなくしんどい」というところからでも大丈夫です。お話を聞きながら、何が嫌だったのか、何が負担になっているのかを一緒に整理していきます。


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