なんだか気持ちが重い。
でも、何が引っかかっているのか分からない。大きな出来事があったわけではないのに、気持ちが晴れない・・・
そんなとき、自分の気持ちを後回しにしていないか、振り返ってみてください。
「あの人も頑張っているから」
「悪い人じゃないから」
「たいしたことじゃないから」
そう考えて、本当は嫌だったことまで打ち消していませんか?
相手の事情と、自分の気持ちは別です。
私たちは、人とうまくやろうとして、
「相手の立場も考えないと」
「良いところも見ないと」
と思って、自分が感じた嫌な気持ちに蓋をしがちです。
こう考えること自体は、悪いことではありません。
でも、それで本当に納得していますか?
本当は嫌だったのに、自分を納得させようとしていませんか?
相手が頑張っていることと、自分が嫌だったことは別です。
悪い人じゃなくても、嫌な言い方は嫌です。
良いところがあるからといって、嫌だったことまで取り消さなくていいんです。
相手の事情は一生懸命考えているのに、自分の気持ちは見ないまま。
その状態になっていないか、一度確かめてみてください。
自分の気持ちをジャッジしない。良い悪いの判断をしない。
まず、自分の気持ちを否定しない。
「嫌だった」
「腹が立った」
「正直、あの人は苦手」そう感じたなら、まずはそれを認めます。
そこで、
「こんなことを思うなんて、心が狭い」
「私は性格が悪い」
「もっと優しくならないと」
と、自分を責めない。
感じるのは自由。思うのは自由です。
嫌だったなら、嫌だった。
まずは「自分はそう感じた」というところを見る。
感じたことまで、正しい答えに直す必要はありません。
気持ちを認めることと、行動することは別自分の気持ちを認めることは、そのまま相手にぶつけることではありません。
腹が立ったからといって、怒鳴るかどうかは別の話です。
苦手だと感じたからといって、相手を傷つけていいわけでもありません。
どう伝えるか。
距離を取るか。
今回は何も言わないか。
それは、自分の気持ちを見てから考えます。
順番を逆にしない
。先に「こう思うべき」で、自分の気持ちを直そうとしない。
「私は嫌だった。でも、嫌だと思ってはいけない」この二つで、自分の中でずっと争っていたら、しんどいですよね。
まず「私は嫌だった」と認める。
少なくとも、自分で自分の気持ちを否定し続けるのは、そこで止められます。
その分、次にどうするかを考える余地ができます。
自分の気持ちが分からないときは、話してみる。
「自分の気持ちに正直に」と言われても、慣れていないと分からないことがあります。
相手の事情や周りの期待を先に考えているうちに、自分がどう感じたのかを見失っていることもあります。
そんなときは、
否定せずに話を聞いてくれる人に話してみてください。
「気にしすぎ」で終わらせず、まず聞いてくれる人です。
話す中で、
「私、あの言葉が嫌だったんだ」
「本当は断りたかったんだ」
「自分の都合も聞いてほしかったんだ」
と、自分の気持ちが見えてくることがあります。
最初から、きれいに説明しなくていい。
自分の気持ちを知るために話すんです。
自分の気持ちを知れば、しんどくならない方法が見つかります。
例えば、急に仕事を頼まれたとき急に仕事を頼まれて、「相手も忙しいし」と引き受けた。
でも、帰ってからイライラする。
そこで「私って心が狭いな」で終わらせず、本当は何が嫌だったのかを見てみます。「私にも予定があった」
「引き受けられるか、先に聞いてほしかった」
そう気づくと、次に頼まれたとき、
「今日はここまでならできます。残りは明日でもいいですか?」
と、自分のできる範囲を伝えることを考えられます。
相手を助けたい気持ちと、自分の予定も大切にしたい気持ち。
両方あっていいんです。
自分の気持ちに気づくと、何が嫌なのか、何が負担なのかが見えてきます。そこから「これは難しい」「ここまでならできる」と、しんどくなる前に伝えることにつながります。
■まとめ
自分の気持ちまで、周りに合わせなくていい。
相手の事情を考えることと、自分の気持ちを消すことは別です。
「あの人も頑張っている」
「悪い人じゃない」
それでも、自分は嫌だった。
両方あっていいんです。まず「私はどう感じた?」を正直に見る。
そこで「心が狭い」「性格が悪い」と、自分を責めない。
感じるのは自由。思うのは自由。
どう伝えるか、どう行動するかは、その後です。
自分の気持ちが分からなければ、否定せずに聞いてくれる人に話してみる。
まずは、自分の気持ちをなかったことにしない。
そこから始めましょう。
次回は、仕事や家族、友達とのよくある場面を取り上げて、自分の気持ちに気づくところから、相手への伝え方まで具体的にお伝えします。
自分の気持ちを見るのが難しければ、相談してください。何が引っかかっているのか、本当はどう感じていたのか。
お話を聞きながら、一緒に確かめていきましょう。