複数店舗を経営していると、毎月たくさんの数字が集まってきます。
売上、客数、客単価、人件費、勤務時間など。
ところが、数字は集まっているのに、
「結局、どの店舗に問題があるのか分からない」
「売上は見ているけれど、人件費まで含めて比較できていない」
「POSと勤怠のデータが別々で、経営判断に使いづらい」
という状態になっているケースも少なくありません。
高機能なシステムを導入する前に、まず確認したいのが次の3つです。
1.店舗別の数字
最初に見るのは、全店舗の合計ではなく店舗別です。
たとえば、
・売上
・客数
・客単価
・人件費
・人件費率
を店舗ごとに並べます。
全社の売上だけを見ていると、好調な店舗の数字によって、不調店舗の問題が見えにくくなることがあります。
店舗ごとに同じ指標を並べるだけでも、
「売上は高いが人件費率も高い店舗」
「客数は多いが客単価が低い店舗」
など、それぞれの特徴が見えやすくなります。
2.曜日別の数字
次に見たいのが曜日別です。
月間合計では問題がなくても、曜日まで分解すると違った姿が見えることがあります。
たとえば、
「平日は売上に対して人員が多い」
「土日は売上が伸びるのに人員配置が追いついていない」
といった違いです。
店舗別だけではなく、
店舗 × 曜日
まで比較できるようにすると、確認すべき場所を絞り込みやすくなります。
3.売上と人件費を一緒に見る
売上だけ、人件費だけを見るのではなく、両方を組み合わせて見ることも重要です。
売上が増えていても、それ以上に人件費が増えているかもしれません。
逆に、人件費率が高く見えても、一時的な売上低下が原因かもしれません。
そのため、
・売上
・人件費
・人件費率
・人時売上高
などを同じ画面で確認できるようにしておくと、数字の変化を捉えやすくなります。
大切なのは「数字を集めること」ではありません
POSや勤怠システムには、すでに多くのデータがあります。
問題はデータがないことではなく、
「経営判断に使える形になっていないこと」
かもしれません。
最初から大きなシステムを導入しなくても、既存データをGoogleスプレッドシートに整理するだけで、
「どの店舗を見るべきか」
「どの曜日を確認すべきか」
「次に何を調べるべきか」
が分かりやすくなることがあります。
私が出品しているサービスでは、2〜5店舗程度を運営する飲食店様を対象に、現在お使いのPOS・勤怠データをもとに、店舗別・曜日別の数字を比較できるGoogleスプレッドシートを作成しています。
「数字はあるけれど、うまく経営判断に使えていない」という方は、サービス内容をご覧ください。