休みの日にカバンを空けたら、レシートの山が出てくる。
箱に溜めた領収書を前に、手が止まる。
最近、Xでそんな声を見かけました。
手が止まるのは、1枚目から「これは何の科目だろう」と考え始めるからです。1枚ごとに迷うので、なかなか前に進みません。
私は科目を考える前に、順番を決めてしまいます。月ごとに分けて、通帳とカードの明細から先に埋めていく順番です。
■ 1日目は、月ごとに分けるところまで
封筒を月の数だけ用意して、領収書とレシートを日付の月の封筒に入れていきます。
見るのは日付だけです。金額や科目は、ここではまだ考えません。
支払調書が混ざっていたら、月の封筒には入れずに別にしておきます。記帳が終わってから、売上の合計と見比べるのに使います。相手の締め方や消費税の扱いで、金額が合わないこともあります。
封筒に分け終われば、次の日は1か月分だけを相手にすれば済みます。
■ 2日目は、通帳とカードの明細から
次の日は、いちばん古い月の分に取りかかります。
私は封筒より先に、その月の通帳とカードの明細を見ます。
振込や引き落としは通帳に、カード払いはカードの明細に出ています。明細に出ている支払いは、ここで先に仕訳にしてしまいます。
入金の行は、出した請求書の控えと見比べて売上の仕訳にします。
困るのは通帳のカード代です。
カード払いは、使った日にカードの明細から仕訳にします。あとで通帳からカード代が引き落とされたときは、もう一度経費にはしません。カードの未払金を払った仕訳にします。同じ支払いを二重に経費にしないためです。
カードの明細は、使った日の月で見てください。請求の月で見ると、封筒の月とずれてしまいます。
ATMで下ろしたお金や私用の支払いも、経費とは分けておきます。
封筒を開けるのは、そのあとです。
明細に出ていない支払いだけを、領収書から仕訳に足していきます。現金や、チャージした電子マネーで払った分です。
チャージの行そのものは経費にしません。お金を電子マネーに移しただけの仕訳にします。
カード払いの領収書は、仕訳にした明細の行と照らし合わせるのに使います。
長く記帳していない通帳は、何か月分かの取引が1行にまとめて印字されていることがあります。
ネットバンクで明細を見られる方は、そちらで1件ずつ確かめられます。見られないときは、銀行で取引の明細を出してもらいます。手数料がかかる銀行もあります。
■ 迷う紙は、別の束にする
科目が決まらない紙や数字が読めない紙は、付箋を貼って別の束にしておきます。
読めない数字は、相手からの請求書や納品書と突き合わせると決まることがあります。
迷う紙で止まらないので、1か月分が途切れずに進みます。別の束は、その月の最後にまとめて見ます。
■ 自分で記帳する時間が取れないとき
私はココナラで、溜まった記帳をまとめてお引き受けしています。
通帳やカードの明細と、領収書やレシートの写真を送っていただければ、仕訳はこちらで作ります。
お渡しするのは2つです。会計ソフトに取り込むファイルと、同じ中身のExcelの仕訳帳です。取り込むファイルは弥生会計の形で、ほかの会計ソフトは見積り相談でお聞きください。
会計ソフトのID・パスワードはお預かりしません。
仕訳の下書きにはAI(Claude)を使っています。ただし、迷う科目の判断と最後の確認は、経理17年の私がします。AIは学習に使わせない設定にしています。
お預かりしたデータは、ココナラのお取引が完了してから30日で消します。消したら、お知らせします。
お引き受けするのは記帳までです。申告書の作成と税のご相談は、税理士さんにお願いしてください。
基本は仕訳100件までで5,000円です。300件までは+7,000円、600件までは+17,000円のオプションもあります。
写真のレシートから作る分は50件までが基本に含まれます。超える分は50件ごとに2,000円を見積りに入れます。
ご購入の前に、見積り相談で何か月分かと資料の形を教えてください。件数とお値段をお伝えします。
溜めないように毎月頼みたい方には、月額の記帳代行(毎月5,000円で仕訳100件まで)があります。
まず1か月分で合うか確かめたい方は、お試し(3,000円・仕訳50件まで)からどうぞ。