数秘術で11・22・33を持っていると、「マスターナンバーですね」と言われます。なんだか、すごそうです。
直感力が高くて、大きなことを成し遂げる力があって、人を包み込むような愛がある。数秘の世界では、ときどき「宇宙人」とか「選ばれし者」なんて言われることもあります。
……でも、マスターナンバーでも、普通に地球人です。
11でも寝不足なら眠いし、22でも何もしたくない日はある。33だって、すべての人を愛せるわけじゃありません。「今日は誰ともしゃべりたくない」くらいの日も、たぶんあります(笑)
ちなみに私は、旧姓のソウルナンバーが33で、旧姓のパーソナリティも33。
33、ふたつ持ってます。
それでも「人類みなきょうだい!」「すべての人に愛を!」とは、なかなかなりません🤣
苦手な人は普通に苦手です。33をふたつ持っていても、私はちゃんと地球人です。
さて、ここからが本題です。
マスターナンバーは、数秘術では、大きな理想や可能性を持つ数字として読まれることがあります。11なら感覚や直感、22なら大きな構想を現実にしていく力、33なら人への愛情や包容力。
もちろん、持っている人が全員そうなるわけではありません。ただ中には、「もっとできるはずなのに」「こんなんじゃダメ」「人の役に立たなきゃ」と、理想と今の自分との間で苦しくなる人もいます。
ここで、ちょっと心理学の話を。
物事の受け取り方のクセのひとつに、「○○であるべき」「○○しなければならない」と考える「べき思考」があります。そこに、「ちゃんとできなかったからダメ」「ここまでできなければ意味がない」と、100点か0点かで考えてしまう「全か無か思考」が重なることもあります。
誤解のないように言っておくと、「マスターナンバーだから、考え方が歪む」という話ではありません。ただ、もともと高い理想を持ちやすい人に、「もっと○○であるべき」というクセが重なったら…そりゃ、しんどいです。
せっかくの理想が、自分を励ましてくれるものじゃなくて、自分を採点する厳しい審査員になってしまう。
だから「私はもっとできるはず」と思ったときは、ちょっと思い出してほしいんです。魂のビジョンがどれだけ壮大でも、今ここで生きているのは、疲れもするし迷いもする普通の人間です。失敗する日も、今日は無理、という日もあります。
「もっとできるはずなのに」が出てきたら、「できたらいいな」くらいに言い換えてみる。「人の役に立たなきゃ」は、「今日は一人に喜んでもらえたから、まあいいか」くらいでもいいのかもしれません。
高い理想を持つ自分もいるし、そこまでできない自分もいる。どちらかを消そうとしなくても、「まあ、どっちも私だしね」と、少し面白がれたら、それで十分な気がします。
もしかしたら、マスターナンバーの本当の「覚醒」って、ものすごい使命に目覚めることじゃなくて、「私、理想は高いけど、できない日も普通にあるわ」と笑えるようになることだったりして。
……なんて、私は思います。数字が特別でも、生きているのは普通の人間ですから。
Cocoréの「私を整える鑑定書」では、ヒアリングシートに書いていただいた言葉をもとに、心理学と数秘術を重ねて読み解いています。数字がどうかより、その数字を持ったあなたが、これまでどんなふうに頑張ってきて、どこでしんどくなりやすいのか。そこを見ていくのが、私のやり方です。
「もっとできるはずなのに」と、つい自分に厳しくなってしまう方へ。