楽天市場の運営業務が増えてくると、商品登録や画像作成、在庫更新などを、外部の方へ依頼することがあります。
外注によって店舗側の作業時間を減らせますが、依頼内容が曖昧なまま始めると、確認や修正が増え、かえって時間がかかることもあります。
大切なのは、外注する前に、任せる作業と店舗側で判断する作業を分けておくことです。
この記事では、楽天出店初期の店舗さんが、運営業務を外注する前に決めたい3つをご紹介します。
1.任せる作業の範囲を決める
最初に、どの作業を外注するのかを具体的に決めましょう。
たとえば「商品登録をお願いします」と伝えるだけでは、どこまで対応するのかがわかりません。
商品登録には、
・CSVデータの作成
・RMSへの登録
・商品画像の加工
・商品名や説明文の作成
・カテゴリへの登録
・登録後の表示確認
など、複数の作業が含まれます。
どこまでを外注先に任せ、どこからを店舗側で行うのかを決めておきましょう。
価格や販売条件など、店舗側の判断が必要な部分と、決められた手順で進めてもらう部分を分けることで、認識の違いを防ぎやすくなります。
2.作業手順と完成条件を伝える
同じ作業でも、人によって進め方や完成の判断は異なります。
見本となる商品ページや、入力する項目、使用する画像の保存場所などを、事前にまとめておきましょう。
特に決めておきたいのは、
・ファイル名の付け方
・入力してはいけない項目
・店舗側への確認が必要なケース
・作業完了の報告方法
・エラーが出たときの対応
などです。
「作業が終わった状態」を具体的に伝えておくと、完成後の確認や修正を減らしやすくなります。
最初から大量に依頼せず、まずは少ない件数で試し、完成した内容を確認してから件数を増やすと安心です。
3.権限と情報の取り扱いを決める
外注する作業によっては、RMSや店舗の管理情報に触れることがあります。
作業に必要のない権限まで渡すと、誤操作や情報管理のリスクが高くなります。
必要な権限だけを付与し、個人情報を含むデータの保存場所や共有方法、作業後の削除方法も決めておきましょう。
また、
・商品の価格変更
・商品の削除
・販売中の商品を倉庫へ移動する作業
・お客様情報を使用する作業
など、店舗への影響が大きい操作は、店舗側の確認後に実行するルールにしておくことが大切です。
外注契約が終了したときは、アカウントや権限の削除も忘れずに行いましょう。
まとめ|外注する前に判断基準を整理しよう
運営業務を外注する前に決めたいことは、次の3つです。
・任せる作業の範囲を決める
・作業手順と完成条件を伝える
・権限と情報の取り扱いを決める
外注は、作業を丸ごと任せればうまくいくものではありません。
依頼する作業と店舗側で判断する内容を最初に整理することで、確認や修正にかかる時間を減らしやすくなります。
まずは、毎週繰り返している業務の中から、手順を決めやすい作業をひとつ選んでみましょう。
私は楽天市場の店舗運営に約25年携わり、商品登録や在庫更新など、さまざまな運営業務の整理と改善を経験してきました。
「外注したいけれど、どの作業から任せればよいかわからない」という方へ。
下に表示している5,000円の出品サービスでは、制作やRMS作業の代行ではなく、店舗の状況を確認し、優先して取り組みたい改善点を3つに整理してご提案します。