※この記事は、雑誌の人生相談コーナーでの経験をもとに書いています。
以前、私は雑誌の人生相談のページを担当していました。
たくさんの相談文を読んでいると、
最初はそれほど大きくなかった悩みが、
時間が経つにつれて、どんどん苦しくなっている人がいました。
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もちろん、時間が経つことで状況そのものが悪くなることもあります。
でも、必ずしもそうとは限りません。
同じ出来事なのに、
なぜか時間が経つほど悩みが大きくなっていく。
そんなことがあります。
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その理由の一つは、
考える時間が増えるからです。
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「あのとき、あんなことを言わなければよかった」
「相手は本当はどう思っているんだろう」
「これからどうなってしまうんだろう」
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最初は一つだった悩みが、
考えているうちに、次々と増えていきます。
過去のことを振り返り、
まだ起きていない未来のことまで心配する。
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すると、いつの間にか、
「起きた出来事」よりも、
「その出来事について考え続けていること」
のほうが苦しくなってしまうことがあります。
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だから、
悩みが大きくなったからといって、
必ずしも問題そのものが大きくなったとは限りません。
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考え続けることで、
不安や後悔が積み重なっているだけかもしれない。
最初は、
「ちょっと気になる」
くらいだったことが、
何日も考えているうちに、
「どうしてこんなことになったんだろう」
「この先どうなってしまうんだろう」
という大きな不安に変わっていく。
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そんなときは、
無理に答えを出そうとするより、
一度立ち止まってみることです。
「私は今、何に悩んでいるんだろう」
「本当に困っているのは何だろう」
「それとも、まだ起きていないことを心配しているだけだろうか」
こんなふうに、悩みを一度整理してみることも大切です。
▼具体的な整理の仕方については、こちらの記事で書いています。
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そこを分けて考えてみる。
それだけでも、悩みの見え方が変わることがあります。
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悩みが大きくなったとき、
すぐに解決しなければいけないとは限りません。
まずは、
「悩みそのもの」と「悩みについて考え続けている時間」を分けてみる。
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それだけで、
少しだけ気持ちが軽くなることがあります。
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悩み相談を読んでいると、
真面目な人ほど、
「ちゃんと答えを出さなければ」と考えてしまうように感じます。
でも、
すぐに答えが出ない悩みがあってもいい。
一人で考え続けて、疲れてしまうこともあります。
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そんなときは、
誰かに話すことで、
自分でも気づかなかった気持ちが見えてくることがあります。
私は普段、そんな形で悩みを整理するお手伝いをしています。
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